銀河街の悪夢 弾き語り

SEKAI NO OWARI

数日前に歌いましたが、あろうことか… 誤ってサウンドを削除してしまったので、録り直し( 'н' )💦 先日聴いて下さった方々ごめんなさい(T ^ T) 歌詞の全てが好きだけど「強くなれ僕の同志よ」がとても響きます。 精神的に参っている人は「強くなんてなれるわけがない」と感じている真っ最中なんだろうけれど、 それを分かった上で、あえて「強くなれ」とこの歌は言っているんだと思います。 心を打ちひしがれて苦しむ人に「頑張れ」は禁句だと言われ始めて久しいですが、それは確かなことと思いますが、それは自分以外の誰かに対してのことだと思います。 抱えているものを軽くする何かをすべきではあるし、無理は禁物ではあるけれど、しかし最終的には、自分自身に対しては「頑張れ、踏ん張れ、立ち上がれ」と言うほかないと思います。 「僕らが動かせるのは今日だけ」というのも同感です。 ちょっとしたハードルなら「明日頑張ろ」と思って実際に翌日にクリアすることが出来るけど、心の不調の折には、とても難しい。 今日鬱状態なら、明日も鬱なのです。 今、この瞬間に変わらねばならず、明日に期待は出来ないのです。 今すぐ動きたいけど、どうしても動けない。 その、動けないことが辛い。 動けなかった日が重なってますます自己嫌悪とタスクが溜まるばかり。 そこから出られない闇の日々が続く。 そこを何とか、ふんっっっっっ！！！ って気張ってみて即座に動けた瞬間に、遥か彼方に突破口が明るく輝くのが見える。 そんな感じです。 明日こそは…… と思っているうちは、まだ充電期間なので焦らないことです。 銀河街の悪夢（SEKAI NO OWARI cover） https://youtu.be/Atd_QdY3QGc 下記は数年前に書いた僕の考えで、少しずつ加筆訂正しています。 人には様々な境遇があるし、これは少々乱暴な理屈かもしれないなぁとだんだん思えてきているのですが、しかし、ひとつの真理だと思っているので載せました。 【心に直接効く薬】 『「抗うつ剤」の最大の副作用は、自殺願望』という記述にピクリと反応して買った本があります。 同感だったので。 「うつ病は心の風邪です」というキャンペーンがあったそうですが、その謳い文句は好きになれません。というか嫌いです。 風邪を治すのと同様に、早めに薬を飲みましょう♪ と言っているように見えました。 「風邪の引き始めにとっとと薬を飲むのが正しい」と断言することもそもそも誤りであって、丸っ切り受け入れられません。 このフレーズを作った方の狙いとは異なるだろうけれど、僕にとってこのコピーを正しいものと出来る解釈は、 「うつ病の薬も風邪薬も、その根本にアプローチしてくれるわけではないから要注意」となります。 「うつ病は早めに対処することが大切」と言われ、それは正しいのでしょうけれど、 早めに薬を飲むことが大切なのではなく、 「今の生き方、今の物事の捉え方を続けていくと無理があるから、それを変える必要がある」ことに早く気づくことが大切なわけです。 やるべきことは、まず薬を飲むことではなく、生き方を変えることに他ならず、それを無視して薬を飲むだけだと何も良いことは起こらない。 気分が落ち込んだり眠れなかったり眠り過ぎたり食欲がなかったりあり過ぎたり、何もやる気がしないという愁訴があると「うつ病」と診断されたりしますが、 それらは、何かしらストレスを抱えている時に誰もが感じることではないのか。 元来それは「病気」とは呼びません。 「その度合いが強いから病気」と診断して対処するのは正しいかもしれないませんが、しかし、投薬が先行し過ぎる。 精神科の薬の捉え方については… この「銀河街の悪夢」を初めて聴いた時、ものすごく驚きました。 僕も同じことを思っていたので。 薬は、 「苦しみだけじゃなく楽しみも消してく」 「絶望だけじゃなく希望も無くしていく」 確かに、精神科の薬たちは、辛さを取り除くというより、感覚そのものを鈍らせているように感じます。 つまり薬は、うつ病と診断される「何をやっても楽しくない」ってのを助長しているようにも見えるわけです。 治療目的で薬を飲むのに、薬には、うつ病の定義とも言える「何をやっても楽しくない」ままとどまらせる働きもある、ということになりはしないかという危惧。 治療の手助けとして最低限必要な薬を用いるのが正しいことであり、 「何だか眠れません…」というひとことに対して、患者を正視することもなく薬を処方してしまい、受け取らねば怒るような態度が医療機関にあるならば、それはやめて欲しいと切に願います。 （そういう人が実際にいました。そうでない素晴らしいドクも勿論います。） 患者側は、身を守らねばなりません。 お医者さんの言うことを全て聞き入れて、それだけを実行すればよいのではありませんね。 精神科は、自分の全てを包んでくれる家族ではない。 何もやる気が起こらず、出来れば死にたいなどと思ってしまっている時に訪れる精神科だから、他力にすがりたくなるのは仕方なくもあるけれど。 自分で何とかする試みや気持ちを全て放棄し、医療機関にのみ効果を期待してしまう時、それは治らぬ疾患となってしまうのではないでしょうか。 精神科のことは、 「多くの知識を持ち、薬ありきで対処してくれる場所」と限定的に捉えるように僕はしています。 「『手助け』をありがとうございます」というふうに感謝すべき相手であり、生き方を教えて下さいとお願いする相手ではない。 生きることの本質はやはり自分で決めるしかないのです。 周囲にいる人の誰かが自分の言動に対して何かしら意見や訴えをしてきたら、 「どういう意味だろう？」 と真意を知ろうとするのと同じように、 心が過度に辛いと感じたら……それは、自分の心の奥にあるものが自分の言動・生き方に対して問題提起をしてくれているのだと気付き、どういう意味なのかを知り、変わらねばならないのでしょう。 薬がいつか、セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の動きを自在に制御出来るようになる日が来るとしても、それでもやはり「心に直接効く」ことはなく、自分を変えられるのは自分だけだと知らねばならないと思うのです。 〜銀河街の悪夢〜 明日に住みついてる幻覚の名前は 皆さんご存知「希望」というアレです 未来なんて来なけりゃ皆とのこの差も これ以上は開くことは無いのにさ だって咋日も一昨日も変わろうとしてたけど 今日も僕は変われないまま今日がまた終わってく 明日また起きたら何か始めてみよう だから今日はいつもより早く眠りにつこう だけど眠れなくて朝日が昇るんだ 明日はもっと自分が嫌いになるのかなぁ 精神を安定させるアイツの魔術は 苦しみだけじゃなく楽しみも消してく 憂鬱を抑えてくれるアノ子の呪いは 絶望だけじゃなく希望も無くしていく あぁ僕の身体が壊れていく 「いいかい君は病気だから」とお医者さんがくれた この薬を飲んだなら深い眠りに堕ちるんだ 明日また起きたら何か始めてみよう だから今日はいつもより早く起きてみよう だけど起きれなくて夕日が沈むんだ こんなに辛い日々もいつか終わるかなぁ そうさ誰のせいでもなくて僕の問題だから 僕のことは僕でしか変えることができないんだ 明日を夢見るから今日が変わらないんだ 僕らが動かせるのは今日だけなのさ 今日こそは必ず何か始めてみよう 応援はあまりないけど頑張ってみるよ 明日を夢見るから今日が変わらないんだ 僕らを動かせるのは自分だけだろう そんなことわかってるんだろう 強くなれ僕の同志よ #アキセカオワ弾き語り #アキ銀河街の悪夢