【声劇】なぜ死んだのか

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あんたはなんで死んだんだ？」 『…あなたに言う必要があるんですか？』 「まあまあ、閻魔の裁きまであと少しだしよ くそ長い間、一緒におしゃべりした仲じゃねえか」 『あなたが一方的に話しかけてきただけでしょ』 「あんたが俺の後ろに並んだのが運の尽きってやつだよ」 『…自殺です 首を吊りました』 「首吊り…？そりゃあなんで？」 『妻(夫)が…殺されまして… 家に押し入られ、病気がちだった妻(夫)はまともに動けず…』 「それで…？」 『ショックで、生きる気力を失って… こっちの世界で会えるかなって…』 「…どうだろうな 自殺者は天国には行けないってよく聞く話だぜ？」 『だとしても、あの世界で生きることは辛すぎた…』 「犯人は捕まったのか…？」 『いいえ…手がかりがなく… 今もどこかで生きているのかもしれませんね…』 「さあ…それはどうだろうな お、次は俺の裁きか」 『どうしてあなたがそんなことを…？』 「ヤマウチメグミ（ヤマウチコウジ）」 『…妻(夫)の名前を…どうしてあなたが…！？』 「俺が殺した」 『…え？』 「じゃあな、次は…地獄で会おうぜ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー #炭酸水の台本 #台本 ※何しても大丈夫です