『傀儡のシンデレラ』【声劇】
[読み手・台本]彗/sui [BGM]四ノ宮りゐ様。
『傀儡のシンデレラ』【声劇】
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マリオネットは、はてさてシンデレラストーリーを掴むことができるのか。
久々の声劇です。自分の台本を読みました。
傀儡とは、マリオネット、あやつり人形のこと。
虐待にも、もしかしたら色々な形があるのかもしれません。
よろしければ、皆さんも読んでみてください……!
→https://nana-music.com/sounds/05dbe198
💫Scenario💫
昔むかしの、そのまた昔……。
いえ、このお話はそんな昔の話ではありません。
ついこの間の、シンデレラのお話です。
あるところに、シンデレラ、と呼ばれた少女がいました。
シンデレラは、ヴァイオリンに勉強に、それから新体操と、
忙しい毎日を送っていました。
ある日、母親は言いました。
「私は貴方にここまで尽くしてるのに、どうして応えてくれないの?」
シンデレラは答えません。
すると、母親はまた言いました。
「出来損ないに食べさせる食事はないのよ。」
それでもシンデレラは口を開きません。
母親はシンデレラの部屋から出ていく直前、こう言いました。
「シンデレラは、不幸でなくちゃいけないのよ。
不幸が一変するからこそ、感動的で魅力的なの。」と。
母親が部屋から出ると、
シンデレラは机の引き出しからカッターを取り出して言いました。
「私、もう……、耐えられない……。」
シンデレラの生涯は、ここで終わってしまったのです。
めでたしめでたし。
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