【メインストーリー】#2-3《𝖬𝗈𝗏𝖾 𝗂𝗇》
𝑀𝑖𝑥 𝐶𝑜𝑙𝑜𝑟 𝑃𝑟𝑜𝑗𝑒𝑐𝑡
【メインストーリー】#2-3《𝖬𝗈𝗏𝖾 𝗂𝗇》
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▹▸ 『一人以上の輝きの証明を』
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〖前回のあらすじ〗
望愛と日和は自分達と他に、
プロジェクトに興味を持っていた
真琴、優芽、梨々香、紗菜。4人と共に
プロジェクトの話を聞いていた。
様々な思考が行き交う中、
オーディションの日を迎える___
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〖オーディション当日/オーディション会場前〗
🥀「こ、こんなに....いっぱいの人が、受けるんですね.....」
🌿「そんな集まる内容でも無いのに」
🍊「そんなこと言ってるけど、憐くんもオーディション、受けるんだよね?」
🌿「海澪が受けたいらしいから仕方なく。そもそも僕はアイドルなんかに興味はないし。」
🍊「相変わらず、憐くんは親バカだねぇ〜」
🌿「は?」
🥀「二人とも、お、落ち着いてください.......そ、そういえば、海澪さんは一緒じゃ、ないんですか.....?」
🌿「友達と一緒にいく約束してるって言われたから一緒じゃない」
🍊「良かった〜!海澪ちゃんにもお友達が出来たんだね〜!」
🌿「誰かさんのおかげでな。」
🍊「えぇ〜?誰の事かな〜???優芽ちゃん、分からないかも〜??」
🌿「....はいはい」
☁️「あ、朝比奈先輩〜!やっぱり受けに来てたんですね!」
🍊「紗菜ちゃん!そうそう♪やっぱり気になっちゃってね〜♪」
🌿「あの。知らないやつがいるんだけど」
🥀「憐さん、あの....この人は....」
🦄「初めまして♡梨々香は、いっつも可愛い事で有名な梨々香ちゃんだよぉ〜♡れいれいのお兄さん、よろしくねぇ♡」
🥀「れいれい....?」
🐳「それは、多分私の事だと思う....梨々香が付けてくれたあだ名、だって....」
🦄「そうだよぉ♡れいれい、可愛いでしょ〜♡」
☁️「あの、憐先輩。この子、悪い子じゃないんです。なので、あの.....」
🍊「大丈夫♪優芽ちゃん実はリサーチ済みだけど、その子は大丈夫だよ〜だから憐くん。安心していいよ♪」
🌿「......分かった。」
🐳「....何の話?」
🌿「何でもない。こっちの話だから」
🐳「....??」
🦔《整理番号12番。25番。26番。29番。入っていいぞ〜》
🥀「25番....って、私ですよね.....」
🍊「真琴ちゃん頑張れ〜!優芽ちゃんは応援してるからね〜!」
🥀「逆に、プレッシャーが.....」
☁️「そういえば26番って、海澪じゃない?」
🐳「うん。...真琴さん、一緒に行こう?」
🥀「は、はい....!」
🐳「じゃあ、憐。....行ってくるね」
🌿「あぁ、いってらっしゃい。」
〖オーディション会場 中〗
🍂「これで集まったかしら?オーディションは確認してから行うわね。名前を呼ばれたら返事をしてもらえると助かるわ。....まずは12番、3年 星月望愛さん」
🌼「はい♪」
🍂「ありがとう。次25番、2年 神崎 真琴さん」
🥀「は、はい....!」
🍂「ありがとう。次は26番、1年 真城 海澪さん」
🐳「はい」
🍂「ありがとう。最後は29番、1年 姫川 椿さん」
🌺「はい。姫川 椿、いますわ。」
🦔「よし。これで4人揃ったな。
まずはオーディションのルールを説明するぞ。
最初は4人一緒に集団面接をする。その後は一人ずつ課題曲を歌ってもらう。課題曲は事前に送った3曲のうちの2曲を選んで歌ってくれ。」
🍂「そういうことだからよろしくね。まず、集団面接から行きましょうか。
最初に『なぜこのプロジェクトにオーディションを受けようと思ったのか』これを答えて貰いましょうか。じゃあ.....」
🌺「その質問、私が答えても宜しくて?」
🦔「あぁ、もちろんいいぞ。」
🌺「私がこのプロジェクトのメンバーになりたいと考えたのは、私の事を知らない方々に私を知って欲しいと思ったからですわ。私がこのプロジェクトで強く光輝いて、生徒を正しい道へと必ず導いてみせますわ。」
🍂「姫川 椿さん。それは、本当に"心から"思っていること、かしら?」
🌺「....ええ、もちろんですわ。この気持ちは偽りではありません。」
🍂「......そう、分かったわ。ありがとう。じゃあ、次は____」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
🦔「次は一人ずつの課題曲発表だな。番号が多い順に呼んでくから、その順番で入ってこいよ?」
🌺「では皆様、お先に失礼致しますわ。」
🥀「....なんか、凄い人、ですね.....」
🐳「あの子、あの時もあんな感じだった....」
🌼「そうですね♪とても自分自身をしっかり持った方みたいです♪」
🥀「凄い、落ち着いてるんですね....私なんか、緊張して、ばっかりなのに....」
🌼「そうでしょうか?でも、私は楽しいですよ♪このオーディション。」
🐳「楽しい....?」
🌼「はい♪物事を楽しむこと。そして笑顔でいること。それが1番大事な事だと、私は私の大切な方から教えていただきました。.....だから、お二人もどうか笑顔で、楽しんでみてはいかがでしょうか♪そうすれば緊張もなくなると思いますよ。」
🐳「笑顔で.....」
🌼「さぁ、貴女の番ですよ。頑張ってくださいね♪笑顔も忘れずに、ね?」
🐳「.....分かった。頑張ってみる。」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
🍂「これで、オーディションは終わりです。お疲れ様でした。結果は最後に発表しますので、
少々お待ちくださいね♪」
🌺🥀🌼🐳「ありがとうございました!」
🦔「..........なぁ、未矩。さっきの4人、どうだった?」
🍂「そうね....どの子も、とても面白そうな子だと思ったわ。」
🦔「そうだな。とても"個性的"だったよな。さっきのグループは特に。」
🍂「ええ。....でも、そんな素敵な面があるけど、一人一人何かが欠けているような。そんな気がしたの。.....考えすぎかしら。」
🦔「ん〜とりあえず、他の応募者も見てみようぜ?何か分かるかもしれないしな!」
🍂「....それもそうね。じゃあ、次のグループを呼びましょうか」
🦔「了解!《整理番号____》」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
〖オーディション終了後/大講堂〗
☁️「メールで大講堂に来てって書かれてたけど、これ合格したのかな....」
🐳「.....大丈夫だよ、紗菜。多分、当たりだと思う。」
☁️「海澪!海澪も大講堂って書かれてたの?」
🐳「うん。ほら、これ....」
☁️「でも、なんで大講堂なんだろう....」
🐳「それは多分.....」
🦄「これだと思うよぉ♡」
☁️「梨々香?!えっと、何なに....《みかぷろ初お披露目ライブ★ 会場: 大講堂》....はぁあああ??ライブって、えっ???だって、私達、練習も何もしてないのに、なんで!?」
🦄「梨々香の予想だけどぉ〜これが最後のオーディションって事じゃないかなぁ?」
☁️「いや、それにしても無理すぎるでしょ....だって、歌もメンバーも決まってないのに....」
🍂「皆さん、改めましてお疲れ様でした♪
神崎 真琴さん、朝比奈 優芽さん、星月望愛さん、真城 憐さん、真城 海澪さん、藤宮 梨々香さん、姫川 椿さん、天海 日和さん、神木 紗奈さん。貴女達が、最終オーディションに上がりました♪パチパチ〜」
🥀「それは、嬉しいです、けど....このライブって、どう、いう....」
🦔「察してるヤツもいると思うけど、最終オーディションとして、今からここで、お前ら9人でライブをしてもらう。」
🌿「は?....いやいや、どう考えたって無理でしょ。そもそもほとんど初対面なんだし。」
🐕🦺「歌だって合わせたこと、ないんですよぉ〜?」
🍂「最終オーディションって言ってもほとんど合格ってことだから、そんな重く考えないでもらって大丈夫よ♪」
☁️「って言われましても....」
🦔「ライブ開始は今から2時間後。今回は唐突だしな、歌だけでいい。曲決めとか練習含めて2時間でまとめる。それが最終オーディションの内容だ。.....出来るか?」
🌺「私、遠回しの言葉は好きじゃありませんの。この答えは至ってシンプル。この課題をこなす。私達がするのは、ただそれだけですわ。」
🥀「で、も...」
🍂「一人一人が劣っていても、それが重なり、支え合えば、一人よりももっと強力な、大きな力を引き出せるはず。私はそう確信しているの。
このライブでは、それを貴女達には証明してほしい。実感して欲しい。
そして、それを歌に乗せて、私達に見せて。
それが私達Michellからのアドバイス。」
🦔「じゃあ、ウチらは2時間後に来るからな〜」
🌿「は?ちょっと!」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
🌼「....行っちゃいましたね。」
🐕🦺「そうだねぇ〜どうしよっかぁ〜」
🍊「ん〜ひとまず歌決めた方がいいんじゃないかな?練習も出来ないしね!」
🐳「....いいと思う。」
🦄「梨々香も、賛成ぃ〜♡」
☁️「じゃあ、まず、曲の候補上げて、そこから決めていきましょうか!」
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
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〖お借りした素敵な音源様〗
https://nana-music.com/sounds/05d72cb5
🏷 #Mix_Color_Project #みかぷろ #みかぷろメイスト
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