和風声劇【】
定成(コラボ様) 朱音(コラボ様) 台本 朧月 BGM 寝狐様
和風声劇【】
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「 吉野原 … 女郎も お客も …
愛することは平等で…
時に儚く … 残酷で美しい世界 … … 」
(本文↓)
○ 吉原に口減らしとして売られてから
花魁までになるまでの険しい時を過ごしてきた…
定成様 … わっちは今 …
貴方の事でいっぱいでありんす…
☆「朱音?どうした?今宵は暗い顔をしておるが…?」
○「ふふ…やはり定成様にはかなわないでありんすねぇ」
☆ 彼女を初めて見たのは 忘れもしない
朱音の初店の時だった …
沢山の遊女の中で …一際美しい朱音に …
私はいつの間にか 目も心も奪われていた
○「定成様?どうなすったんでありんすか?」
☆「朱音 … お前に 身請けの話が来たと聞いたが… … … 本当か?」
○「定成様 … … …」
☆「ようやくお前も…この赤い籠から出られるのだな … 達者で暮らせ?」
☆ 彼女を自由に出来ない己が情けなく…
この言葉を贈るのが … 精一杯だった…
○「定成様 … わっちとの時 … どうか忘れておくんなんし?」
☆「あぁ…今宵が最後だ…
お前を私の物だけに出来るのは
その後は … 忘れようお前の事を …」
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