いーあるふぁんくらぶ
みきとP/キャプション:いなり
いーあるふぁんくらぶ
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#七色連歌 #蔵がりツクモ
上野:タンタン
朝!ワタシは飛び起きた!
『タンタン!』
「ロロ!オハヨー!」
『オハヨー!』
「良いあいさつできた!今日も良い日!」
『良い日!』
次に、太極拳をした!
「フッ!ハッ!」
「精が出るね、タンタン。」
「ベルソーナ!うるさかったか?」
「いいや、構わないよ。お前様の日課を咎めるつもりは無い。」
昼!ワタシは寝転んだ!
「タンタン」「お邪魔するよ」
「あたしもにゃ〜」
「昼寝するか?いいヨ!」
「おやおや、嬢ちゃんたらモテモテだ。」
「あいや〜、嬉し恥ずかしね!」
夜、昼寝から目を覚ますと、年寄り達が話していた。
「俺はもう一度、外をみてぇなぁ」
「わっちも…また、使ってもらえたら…」
「ボクも…そう、思うことがあります。」
「やめな、無謀な夢は心を滅ぼす。」
「いいじゃないの、願うだけならタダだよ!」
ワタシも、またあの子のそばに行きたいと思うことはある。でも、ここでの生活も悪くない。年寄りたちにはワタシには分からない気持ちがあるのだろうけれど、ワタシはみんなが笑って過ごしているのがいいと思う。やっぱり棚の上でじっとしているのは良くない。あした太極拳に誘ってみよう。
ワタシは、そんなことを考えながら、もう一度瞼を閉じた。
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