【声劇台本】ひとつ教えてやろう。【悪役】

お名前をどうぞ（台本:けい）

一人称・語尾など変更して頂いても大丈夫です。 『さあ、おやすみ』以下は時間内に収まるか微妙なのでご自由にカットしてください。 【台本】 どうだ、必死の抵抗も儚く虚無に魂を蝕まれる心地は。 あの程度のまやかしも見破れぬ者が『覚醒』などと戯けおって。 愚かも過ぎれば笑う気も起こらぬわ。 お前は少しも真理に辿り着いてなどいない。 真に目覚めている者は己を『覚醒者』などとは呼ばない。 お前は神ではない。 ひとつ教えてやろう。 『神』とは称号。 名乗るものではなく、与えられるものだ。 否定するか……。 己の弱さを認められぬとはな。 哀れな事だ、まだお前は夢の中を彷徨っているとみえる。 この私に勝てるなどと傲り高ぶり、かつてない力を手にしたと思い込み、無謀にも挑んでくる暗愚な心理だ。 夢でなくして何であろう。 まあそれも結構、覚めずとも良い。 お前はそのまま永遠に眠れ。 じきに虚無が満ち魂を覆う。 これでもう二度と目覚める事はない。 さあ、おやすみ。 私は一体何者かと？ そうさなあ、いつぞやは『神』と呼ばれた時代もあったか……。 #声劇 #朗読 #台詞 #台本 #ひとり声劇 #一人声劇用台本 #コラボ用 #コラボ歓迎 #朗読台本 #声劇台本 #緊迫 #緊張感 #ファンタジー #シリアス