ten
CRYAMY
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ざらつく指先で綺麗な髪を優しく撫でたその瞬間に
綺麗な月が窓から覗いた 一瞬の意味を見失った
いつでも帰って来れるように優しく結んだ赤い糸
千切れた今でもずっとずっとずっと小指で揺れている
確証の無い愛を癖になって唱えていた
「Stand by me」的な 数年後に美化されてそうな
BOOK・OFFに売り飛ばした 流行りで買った少女漫画を
それで交換した1000円も三ツ矢サイダーも
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいでしょ
そんなんでもいいから
人間なんだよ
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