『ふたり』
台本:ジンバ 楽曲:四ノ宮りゐ様 コラボ者様【】✕【】
『ふたり』
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楽曲:四ノ宮りゐ様 『決意の調』
素晴らしい楽曲と演奏をお借りしました。
「よう、相棒。あと何匹いける?」
「ああん?無限に決まってんだろ!
なんだ?テメーはもうお手上げか?」
「ははっ!冗談いうな!
お前がいけるなら、オレだって無限だ!」
「ケッ!ガキがイジを張るんじゃねえ」
「おまえといっしょなら、
なんとかなると、思ってんだなあ、オレは」
「テメーは、バカだな」
「おまえも変わんねえよ」
「そうかよ」
「なあ」
「ああ?」
「最後まで付き合わせて、わりぃな」
「アホか!俺様はあいつらが気に入らんだけだ!
だれがテメーなんかに付き合うか!」
「へへっ・・・そーかよ」
「これで良かったと思ってるのか?」
「ああ。いいんだ。
オレがいたから、みんなに迷惑かけたしな。
罪滅ぼしってやつだ」
「テメーがくたばっても、あいつらは何も変わらんぞ。
そんなヤツらのためにしぬのか?」
「それでも、みんなを死なせたくないんだ」
「犠牲になることが、正しい事だと思うなよ」
「え?」
「その『みんな』の中にテメーがいねえんじゃ、
意味ねえだろって言ってんだ」
「そう、かもな」
「なんてツラしやがる」
「笑っていくんだ、オレは。どんな時も」
「それに偽りがねえか、見届けてやる」
「ああ、頼むぜ、相棒」
孤立無援のなか、大勢を守るために多勢に無勢の戦いに挑む少年とその相棒のワンシーンをイメージしました。
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