少年時代
オカリナ演奏
少年時代
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歌:井上陽水
作詞:井上陽水
作曲:平井夏美
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
青空に残された 私の心は夏模様
夢が覚め 夜の中
永い冬が 窓を閉じて
呼びかけたままで
夢はつまり 想い出のあとさき
夏まつり 宵かがり
胸のたかなりに あわせて
八月は夢花火 私の心は夏模様
目が覚めて 夢のあと
長い影が 夜にのびて
星屑の空へ
夢はつまり 想い出のあとさき
夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれに さまよう
八月は夢花火 私の心は夏模様
少年時代」(しょうねんじだい)は、日本のシンガーソングライター・井上陽水が1990年9月21日にリリースした通算29枚目のシングル。
「少年時代」
井上陽水 の シングル
初出アルバム『ハンサムボーイ』
B面
荒ワシの歌
リリース
1990年9月21日
2008年7月16日(再発)
井上陽水の最大のヒット曲で、代表曲の一つに挙げられることがある[1]。ただ、発売当初はオリコンの週間シングルチャートでも最高20位程度だったが、発売から1年経った1991年にソニーのハンディカムCCD-TR105のCM曲に採用され、最高4位まで上り詰めた。その後もロングヒットとなり、1997年7月には日本レコード協会からミリオンセラーに認定された[2]。累計売上(出荷)は136万枚[3]。
本楽曲の歌詞の中の季節は曲の進行によって変化し、夏を過ぎた秋のはじめの歌い出しで始まった後、2番では盛夏に戻り、最後は夏を過ぎた頃に戻る[4]。 曲中に「風あざみ」という言葉が出てくるが、これは陽水による造語で、植物のアザミが直接関係がある訳でもない。風あざみという品種は存在せず、「アザミ」は元々春の季語でもある(2番の歌詞で同じ箇所に出てくる「宵かがり」も同様に陽水による造語である)[4]。これについて陽水本人はテレビ番組で「オニアザミという言葉がふと浮かんだ時に、きっとカゼアザミもあるんだろうなと思った。もしそれが無かったとしてもそれでいい。実在しない言葉を歌詞に使ったからといって罪に問われることは無いだろうから」と語っている。陽水の作品にはそのような「造語」が散見されており、教育学者の斎藤孝も陽水の歌詞について、「高い音で伸ばすときは、多少詞が変になっても、ウよりもイで終わる言葉の方が、聴いている方は気持ち良い」と指摘している[6]。
少年時代』を大ヒット曲に導いたのには、井上陽水が作り出した造語が寄与しているかもしれない。…そもそもこの曲に造語なんてものが存在したことは、あなたはご存じだろうか?
実は「風あざみ」「夏模様」「宵かがり」「夢花火」などの言葉は井上陽水が独自に作った造語である。井上陽水がインタビューで「響きのよさで作った言葉で、意味ないんだよ。」と答えていることからも事実である。
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