【声劇台本】第三話:妖精さんの言うことにゃ【魔法OL マジカルナナ】
台本:ばね ◆: ◇:
【声劇台本】第三話:妖精さんの言うことにゃ【魔法OL マジカルナナ】
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突然妖精を名乗る不思議な生き物に声をかけられた菜々子。
困惑する彼女にお構いなしに、ウィキッドと名乗る妖精は自分の事情を並べ立てる。
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◆菜々子。色々嫌気がさして魔法少女になりたいとか口走った人
◇ウィキッド。突如現れた妖精
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◆大体、いきなり現れて「魔法少女になれ」って意味わかんないから。
アンタは何者で、なんで私を魔法少女にしたいわけ?
……って、自分の幻覚となに真面目に話してんだろ。
◇ちゃんと聞けよ!
いいか、オレはお前ら人間の感情によって支えられるセンシティブワールドってとこから来たんだ。
そん中でも、明るく楽しくがモットーのポジティビアって国で暮らしてた。
◆あーこれあれかな、昨日つまんないアプリゲーのバナーを見過ぎたせいかな。
よくあるファンタジーものだったしなー。
◇ところがある日、負の感情をエネルギーにして活動してるネガハートって連中が人間界に侵略しだしたんだ。
奴らに操られた人間は、負の感情に振り回されるままに周りを傷つけて
ネガティブなエネルギーをどんどん増幅させちまう。
◆……それで、どうなんのよ。
◇世界のバランスが崩れ出して、ポジティビアの住民はみーんなつかまっちまった。
オレはなんとか難を逃れたんだが、みんなを救うには人間界でネガハートに操られた人間を解放してやる必要がある。
◆悪の心と戦う魔法少女が必要ってことね。
◇お、物わかりいいじゃねーか。
◆やっぱ私疲れてんだわ。
はー、病院探さなきゃな……。
◇全然わかってねぇじゃねぇか……ん?
◆なによ。
◇ちょうどいい。証拠を見せてやるから来いよ。
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#声劇 #台本 #魔法少女 #魔法OL #長編
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