【伴奏】孤独 (Einsamkeit) Bm版
シューベルト (F.Schubert)
【伴奏】孤独 (Einsamkeit) Bm版
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歌曲「冬の旅」より、第12曲目。←ようやく折り返し地点!!
嵐が去り、明るい日差しの中だというのに、若者はむしろ穏やかで光り輝く世界から自分がのけ者にされていることを自覚する…って、ちょっと被害妄想入ってないでしょうか、この人…。
コラボお待ちしております。
1音下げバージョンもあります。
https://nana-music.com/sounds/05d104f9
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Wie eine trübe Wolke
Durch heitre Lüfte geht,
Wenn in der Tanne Wipfel
Ein mattes Lüftchen weht:
So zieh’ ich meine Straße
Dahin mit trägem Fuß,
Durch helles, frohes Leben,
Einsam und ohne Gruß.
Ach! daß die Luft so ruhig,
Ach! daß die Welt so licht!
Als noch die Stürme tobten,
War ich so elend nicht.
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どんよりとした雲が
晴れ渡った空を漂っていくかのように、
樅の梢の中を
鈍いそよ風が吹いていく時、
おなじように僕も自分の道を、
鈍った足でゆっくり進むんだ。
明るく楽しげな賑わいの中を
孤独で、挨拶もされずにね。
ああ! こんなにも空は穏やかで、
ああ! こんなにも世界は明るい!
まだ嵐が荒れ狂っていた時、
僕だってこんなにも惨めじゃなかったのに。
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