心
曲:よりそんぐ 台本:御福 読み手:赤沢みや
心
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'心を欲する少年と少年を助けた老人の話’
心がほしい、か。
いいかい、心は植物の種のようなものだ。誰もがうちに秘めている種なんだ
ただ、心というものは一人で勝手に成長できるものではないのだよ。
誰かの心と出会い、関わり、触れることで育まれていくものなんだ。
たしかに、全ての出会いがいいものとは言い切れないだろう。しかし、それもまた経験というものだ。良いものだけではなく悪いものにも触れなくては本当の成長にはならない。
いい出会い、わるい出会い…それらを繰り返すことで心というものは成長することが出来るんだ。
だからもっと広い世界に歩みを進め、さまざまなものに出会えるように生きなさい。
それが、君の求める心というものを手に入れる最善の道になるだろう。
いつか心を手に入れたとき、また私のもとに訪れておくれ、そして、君の育んだ心を私にみせておくれ。私はここで待っているから。
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Comment
2commnets
- 赤沢みや
- サカさんありがとうございます。私が想像した通りのテンポで読んでいただけたのでとても感動しました。