午前四時の怪物
A:me
午前四時の怪物
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廃品回収ちょっと待って
僕も連れてってよ
壊れているんだ
毀れていたんだ
とっくの前から
息も出来ない様な感情
なんてあるのかな?
知りたくもないが
識りたくなかった
午前四時と邂逅
満員電車に揺られる日々で
愛を謳っても
馬鹿みたいだった
馬鹿は僕なんだ
この世はアイロニー
愛されたくては
ナイフで刺す
エゴばかりの僕は
心が無感傷
或いは無感情
何方でもいいか
脈打つ手首を凝視めている
何も出来ない弱虫の僕は
自分の道すら決められずに
悲劇のヒロイン気取ってんだ
今
愛が痛いよ
夢が痛いの
アイデンティティ 損傷
沈む太陽みたいに消えてくんだ
生きる意味すらもうわかんないよ
性善説の意味すらまだ
理解も出来ない煩悩
心の穴の虚無感 凝視めたんだ
午前四時の怪物に飲み込まれてく
伴奏ありがとうございました。
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