【声劇】タナトフィリアの愛
読み手:伊來 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】タナトフィリアの愛
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二役やらせていただきました…!
「」伊來
『』伊來
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「はぁ…はぁ…はぁ…」
『追い詰めたぞ…連続殺人鬼…なぜだ…なぜ罪もない人を殺した…!』
「…見てください…私の体を…ボロボロだぁ
手首を切ると…首を絞めると…死に向かうと…たまらなく興奮するんです…!
でもそれじゃあ駄目だ…死は一度しかない…一度だけしか楽しめない!」
『犠牲者は皆…身長も体重も性別も同じ…出身も血液型も同じ…
自分に近しい人間を殺していたってことか…』
「あなた方も自慰をするでしょう?性行為の疑似体験だ…
私も自分が興奮するシチュエーションを疑似体験したいんですよ…自分の死を…」
『黙りやがれ!誰を殺してもそれはお前の死じゃない!
お前はただの犬畜生にも劣る殺人鬼だ…!』
「そう…今までの人たちもあなたを殺すことと同じことだ…
殺した相手は私じゃない!だから…逆の発想を思いついたんです」
『逆…?』
「私があなたになればいいんです…そしてあなたを殺せばいい…」
『なん…だと…?』
「だからゆっくりと教えてください…私に…あなたを…」
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#炭酸水の台本 #台本
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