scene.3
桜木陽花 アカネ
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scene.3/side.望月 麗白
【あの子みたいになりたかった。】
麗白:
(1:30〜1:26)
わたし、望月麗白は、よく間違われるが女である。
(1:25〜1:15)
たしかに制服の自由が効くこの学校では、女子がズボンを履くこともできる。わたしは元来スカートに慣れないため、その校則に甘えていることも否定しない。
(1:14〜1:10)
身長も高ければ、髪も短い。
(1:09〜0:59)
だけど、わたしは女だ。
人並みに可愛いものや綺麗なものが好き。
好みは当然、"異性である"男性だ。
(0:58〜0:50)
けれど、周りはそれを望んでない。
わたしは同性である彼女らにとって、憧れの対象であらなければいけないらしい。
(0:49〜0:44)
「そっちの方が麗白らしいよ。」
「そういうの似合わないって。」
(0:43〜0:39)
勝手に押し付けられてる理想。
分かってるけど、無下にできない。
(0:39〜0:38)
陽花:「ほわー!?」
(0:37〜0:34)
麗白:「あ、ごめんね。大丈夫?」
(0:33〜0:30)
陽花:「あわわ、また、背が高い人だ…」
(0:29〜0:26)
麗白:「一応女なんだけどね… 」
(0:25〜0:22)
陽花:「!?どうやったらそんなに背が!?」
(0:21〜0:20)
麗白:「えっと…」
麗白:
(0:19〜0:15)
彼女曰く、身長が低いのがコンプレックスらしい。
(0:14〜0:09)
さっきぶつかったというとても背の高い男子が同い年だと知って、ショックも受けたとか。
(0:08〜0:05)
わたしとは正反対の女の子。
(0:04〜0:00)
とても、羨ましいと思った。
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