売れないバンドマンは今でも元彼女の夢を見る
君ノトナリ
売れないバンドマンは今でも元彼女の夢を見る
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「あなたの書く歌が好きだ」って
「あなたの書く歌が1番だ」って
君が褒めてくれたから
僕は何曲だって書いたよ
君に聞いてもらいたくって
それだけが歌う理由になってた
でも君がふとした時に口ずさんだ
どの歌も僕の歌じゃなかったんだ
優しさが苦しいよ
そうか隣に立ってしまったから
君の目の前に僕はもういないんだね
ねぇ君は「いいね」と思う呟きに
「歌って欲しい」というあの歌に
僕と僕の歌なんかなかったこと
気づいてたかなぁ
誰より近くにいたはずの
君にすら届いてないなんて
もうやめちゃおうかな
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