【四人声劇】『功徳の椿（前編）』

■：語り部『マムロ・レイ』　□：籠屋『虚無空』　△：占い屋『酒呑綾春』　◆：蕾『きち』　台本:藤飴かんろ

招転街クリスマス声劇企画！！ 突然のお誘いにも関わらず、快諾してくださった心優しい演者様！ 参加いただきありがとうございました！ ^^^^^^^^^^^^〈前置き〉^^^^^^^^^^^^ 招転街を象徴する巨大な鳥居。 全ては『鳥居』が決める。この街の『神』である存在。 その身には、季節に合わせて様々な木々・花々を宿す。 そして、年に一度特別な花を咲かせる。 その花を心待ちにしている男が一人、鳥居の前に立っている。 奇跡を起こすために…。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◾️語り部…招転街の最初の店主でリーダー的な存在。 いつも穏やかな優男。（でも強い） 盲目だが気配で見えるので普通に生活している。 現世に行くときは白い杖を携帯している。 ◆蕾…桜の羽織を着た、小鬼の物静かな少女。 話すのはあまり得意ではない。 現世で語り部に出会い拾われ、店の手伝いをしている。 🌸『功徳の椿（後編）』はこちら https://nana-music.com/sounds/05c7a355 ～台本開始～ ***************************** （カランコロン） （1:28） △「これはこれは…籠屋殿。」 （1:25） □「ちっ…占い屋か。」 （1:22） △「相変わらず…鳥臭いですね。」 （1:19） □「喧嘩なら買うぞ？犬っころ。」 （1:16） △「…うわばみ風情が。噛み切ってやろうか。」 （1:11） ■「二人とも…喧嘩はいけないよ？」 （1:08） □・△「……語り部。」（すごく嫌そう） （1:05） ◆「…こんにちは。」 （1:03） □「嬢ちゃんも…こんな所で何やってんだ？」 （0:59） ■「今、鳥居様にお伺いを立てていてね…返事を待っているのさ。」 （0:54） △「一体、何を？」 （0:51） ◆「…鳥居様に、咲いてる…お花が欲しいって。」 （0:47） □「あぁ…『功徳の椿』か？」 （0:44） △「しかし、アレを与える者は、鳥居様が決めるのでは？」 （0:40） ■「…だから、その役を…今年は私にもらえないか…とね。」 （0:35） □「ほぉ？そんな相手がいたのかい？」 （鈴の音） （0:31） ■「…お許しが出た様だ。」 （0:29） △「鳥居様も気まぐれですね…」 （0:26） ◆「何か、落ちて…金色の椿？」 （0:22） ■「蕾。招転街には年に一度、一人だけ。対価なしで願いを叶える行事があるんだよ。」 （0:14） □「それが『功徳の椿』さ。」 （0:11） ■「丁度、現世は『奇跡』が起きるにはいい時期だからね。」 （0:06） ◆「時期…ですか？」 （0:04） ■「クリスマスさ…。」 **************************** 【使用音源】 ●DOVA-SYNDROME様より 　・雪の降る中の温泉（alaki paca様） ●On-Jin ～音人～様より 　・天候・風01（草原） ●効果音ラボ様より 　・下駄で歩くカランコロン 　・鈴が鳴るチリリンという澄んだ音 【編集】 藤飴かんろ #掛け合い #台本 #声劇 #声劇台本 #多人数声劇 #多人数声劇台本 #セリフ #台詞  #招転街シリーズ #藤飴台本