死にたい
台本:ねむい 朗読:かめ
死にたい
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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈台本┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
死にたい、気が付けば口にしている。
死ぬより生きる方がつらいのではないだろうか、
自分がわからなくなって、何のために生きて、何を求めているのかさえわからない。
虚しさだけが心に残る。
何も楽しく感じない、楽しく感じても時が過ぎれば無意識に死にたくなる。
壊れているのかもしれない、自分でも気付かない程に。
存在価値もない、存在証明なんてしたって意味は無い。
認めてもらえない、助けてもらえない、
それを知っているから話すのさえ面倒だ。
頼れる宛もない、味方もいない。
死ぬことはそんなに悪いことなのか?
自分へ問いかける。
無意識に死へと手を伸ばす。
死ねない理由があるから、
本当は死ねないのに、、
死にたくても死ねないのに、
死にたいと何度も何度も、
死が怖いとは思わない。
だって、何も失うものが無いのだから。
無くなるのは自分の存在、たったそれだけ。
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