(過)生まれた街が嫌いだった
退屈な日々が嫌いだった
壊れて止まった時計の針に
気付かない人が嫌いだった
(王)上辺の言葉が嫌いだった
誤魔化しの嘘が嫌いだった
その奥で醜くとぐろ巻いた
本音はもっと嫌いだった
(過)そんな風にして
(王)すべて呪った
(過)自分が何より
(全員)嫌いでさ
(全員)迷わない術を探して
迷い込んだ道の
(過)袋小路の先
(全員)泣いてた膝を抱えた
弱虫な僕に
(王)訪れた奇跡
(過)差し出されたその手の向こうに居たのは
(王)君なんだ
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