【予告風声劇】鬼の隠れ里【2人声劇台本】
【鬼】/【朔弥】/【台本】浅漬とまと/【BGM】hazuki様
【予告風声劇】鬼の隠れ里【2人声劇台本】
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素敵すぎて好みど真ん中ストレートを撃ち抜かれ、拙いことは重々承知ながらも演じさせていただきました🍂
登場人物が魅力的で自己解釈していくのが止まらず、だからこその「違うここはこう読みたいんじゃなくて!」というジレンマや声の幅の狭さに泣きながらの録音でしたが本当に楽しかったです(まだまだ煮詰めたいのですが力量が伴わず……)。
声の関係で性別に変更を加えたことや、滑舌や時間の関係でセリフを言いやすいようにした箇所が多く、もし「これは解釈違いだ」などありましたら申し訳ありません。その場合はすぐに下げますので…🙇
(支離滅裂な文章になってしまいすみません)
#浅漬台本 #声劇 #二人声劇 #声劇台本 #優しい #切ない
#2人声劇 #予告風
【素敵すぎる台本様】
鬼 山を降りたのは、ほんの気の迷いだった。
朔弥「どうしてこんなところにいるの?」
鬼 「…私に構うな。」
朔弥「わぁお兄さんの髪、綺麗ねぇ」
鬼 「よせ、童(わっぱ)、髪を引くな。」
朔弥「光にすけて、雨の絹糸みたい」
鬼 おかしなニンゲンだった。あまりにおかしなものだったから、再び人里へ足を伸ばした。
朔弥「あら、お兄さん。ご無沙汰ね。…お茶でも飲む?」
鬼 「ふん。ヒトのモノなど…む、これはいい香りだ」
朔弥「ふふ、それはよかったわ。」
朔弥 その人はいつまでも歳を取る様子がなく、おそろしく美しい容貌をしていた
鬼 「おい。茶を一杯。」
朔弥「あら、これはまた。ずいぶん久しぶりねぇ。ふふ、私の方が歳をとってしまったようだわ。」
鬼 「…そうか」
鬼 私とは時の流れが違うことは知っていた
朔弥 きっとヒトではない何かなのだろうと気づいていた
鬼・朔弥「「それでも」」
朔弥「あなたの永遠のような歳月の中で」
鬼 「お前の瞬くような生命の中で」
朔弥「紡がれた出会いが愛おしかった」
鬼 「お前とのひとときを願ってしまった」
朔弥 劇場版アニメ『鬼の隠れ里』2030年秋 公開決定
鬼 「ヒトは…朔弥は、あたたかい…。」
鬼
悠久の時を生きる鬼。人の姿をとっている。
大昔に人柱となり鬼へと変貌したが当時の記憶はもうない。
人里では山の神として言い伝えが残っている。
山奥で過ごしていたが、なんとなく人里に降りて朔弥(当時こども)に出逢う。
ヒトに興味を持ち、気が向いた時に朔弥に逢いに人里に降りるようになる。
朔弥
人里のはずれに暮らす。幼い頃に親の手伝いで薪を集めている最中に鬼に出会う。
物怖じしないおおらかな性格。
出会いから数年ごとに姿を見せる鬼に、人ではないと気づきながらも心を惹かれている。
(初回シーン出会い子ども、2回目シーン15歳前後、3回目シーン25歳前後のイメージ/ シーン以外でも何度か訪れている)
Comment
3commnets
- 浅漬とまとお久しぶりです!再度リスイン!失礼します!
- もぶたろう(3)
- 浅漬とまとこちらにも突撃コメント失礼します🐗💦 もぶたろう様の解釈が、私が求めていたものすぎて、とても好きすぎて5分くらいエンドレスループしていました😭少年で誰かコラボしてくれたら嬉しいな、と心の中で思っていたので朔弥のトーンに一気にテンションがあがり、自然な会話の距離感や光景に悶え、最後の語り掛け合いで再び涙目です🙂 世界観を考えたあと、なかなか思うように書けず諦めていた部分をたくさん表現していただけて幸せです。(あと、小さいことですが歳月をとしつきと読んでくださりイメージ通りの響きにテンションがあがりました。)そしてお声がとても好きすぎて唐突なフォロー失礼しました。よろしくお願いします🙇♂️そして長文コメントとなってしまい圧がすごくてすみません💦