春に
泉まくら
春に
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ポエトリーリーディングはいつだってシンプル
lyric
揺れる 合図をまって
暮れる 風相まって
結えないえりあし冷やされて
思い出したのは恥じらいの冬
ゆるく巻いたマフラー 滲む汗のズル
望まない変化に足は竦む
「聴いて、聴いて、聴いて…」
ひとりよがりな問いかけを追いかける時だけ
もしだめでもいいかもって思えて 時間重ねて
まだ寝てるけどアラームには気付いてるんだって
少しだけカーテンを開けて 今日の晴れを疎ましく思う
そんな朝に起こされても問題なく電車は走る
あしもと濁る薄い花びら 自分を重ねて怖くなったのは
大人が急に「もう子供じゃない」と 選択と決断を僕らに迫った頃
でも明日目が覚めたらネクタイの結び目をほどき走る
戸惑いの中 置いてきぼりの春は来る
あぁ、待って いまだけ
春に / 泉まくら
https://youtu.be/E03VLXLjMOI
あんまイイ完成度ではない。から、(=あんまヨくない)
けど、けどけどな。ちがウのよ。「聴いて、」つってな
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1commnets
- 宮下フェイ!