Synchronicity 〜第二章 光と影の楽園〜
ひとしずく×やま△ / シンク
Synchronicity 〜第二章 光と影の楽園〜
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-通達-
……ああ、言いたいことはわかる。
巻き込みたくねえはずだよな。
ただ、俺の願いのためには仕方ないことなんだ。
覚悟だけは、しておいてくれ。
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本当はわかっていたのよ。
先生が私を守ってくれたこと。
でも、あなたの綺麗な髪が紅く染まったのを見て、
私は怯えてしまった。怖いと思ってしまった。
…私は謝りたい。そしてできることならば、
今度は私が守ってあげたいの。
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虚像の楽園の果ての
深い 深い大地の底で
ただ独り 祈りの歌を
謡い綴る運命――
行き場を無くした過去から
巡り続ける声を繋ぎ
繰り返す 歴史の淵で
運命に身を捧ぐ
何も知らず ただ歌だけ
紡いで 生きてきた
晴れの歌を 雨の歌を
優しいレクイエムを
楽園へと 続く道の先に
差しのべられた
暖かい手さえ 届かずに
(「 …」)
滅ぶ世界の 歪みの底で
祈りの歌を 奏でる ――宿命――
忘られし 過去に眠る 優しい声に
絶望さえも 微笑みに変え
涙の底に 沈んでいく
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【イストワールの姫】シンク
cv.りあ
[ https://nana-music.com/users/4175584 ]
イストワールの森に住む、ハイエルフの一族の姫。好奇心旺盛で、よく屋敷を抜け出しては親や召使いに怒られている。自分を守ったとある友人を、規則とはいえ追い出してしまったことに負い目を感じている。
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#追憶スーヴニール #ツイニル
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