子供のころの記憶がふっとあふれ出します。
仕事が忙しくて帰れないとき、この歌をずっと口ずさんでいる。
「道に伸びる長い影が 早く帰ろと袖を引く」
なんでこんな歌詞思いつくんだろう。詩人だなあ。
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何も言わずに家を出て
こんなとこまで来たけれど
日暮れとともに泣き虫が
心細いとべそをかく
赤く染まる町の空を
カラスが鳴いて行き過ぎる
道に伸びる長い影が
早く帰ろと袖を引く
お魚を焼く匂い
晩ご飯のいい匂い
お腹の虫も鳴きだした
意地を張るのも飽きてきた
今すぐごめんと謝って
早くおうちに帰りたい
行く当てのない僕の前を
子供が一人行き過ぎる
鼻をすすりしゃくりあげて
わき目もふらず走ってく
闇に消えてゆく背中
あの日のぼくに似ている
走れ走れ涙拭いて
欠けたお月さん追いかけて
今すぐごめんと謝れば
晩ご飯には間に合うさ
お魚を焼く匂い
晩ご飯のいい匂い
お腹の虫も鳴きだした
意地を張るにも飽きてきた
今すぐごめんと謝って
早くおうちに帰りたい
mariayuさんコラボ
https://nana-music.com/sounds/05c0e157
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