【声劇】私はエルフ
読み手: 人間 徳光 × ウルフ 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】私はエルフ
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#炭酸水の台本
人間「」
エルフ『』
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「あんた…人間じゃないのか…?」
『そう、私はエルフ』
「エルフ!初めて会ったよ!」
『もういい?
じゃあね』
「待ってくれよ!
あんたこれからどこに行くんだ?」
『…教えない』
「え~、なんでだよ~」
「お前は旅している間、ほんとに人と話さないよなぁ」
『…人と関わりたくないから』
「俺とは一緒にいるじゃんか!」
『勝手についてきてるだけでしょ』
「あんたみたいな可愛い子についていかないなんて、男じゃねえぜ」
『はいはい』
『老けたね』
「何年一緒だと思ってんだよ
もう15年だぜ?」
『短いね』
「長えだろ」
『ねえ…大丈夫?』
「うーん…大丈夫…じゃないかもなあ」
『どうして?』
「うまく…体が動かねえんだよ…
もう歳だからな…」
『私…今まで誰とも関わろうとしなかった…
あなた達は…すぐ死んじゃうから…』
「知ってたよ…でも、それでも…あんたに俺を覚えててほしかった…」
『忘れられないよ…だって、私…あなたを…』
「あり…がとう…愛してる…よ…」
『…私も』
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