【声劇台本】紫陽花ドロップ
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【声劇台本】紫陽花ドロップ
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紫陽花って好きですか?僕は大好きです。通学路に綺麗な紫陽花が咲いていて、傘をさしながら濡れている紫陽花のなんと美しく綺麗なことかと幼心ながらに思ったものです。今回のお話は、雨が降る中で通学路に咲く紫陽花をきっかけに甘くなるけど、空は灰色。雨と飴をかけました。まぁ話的にNLですな。初めての声劇台本なので尺余ってるのはご容赦を。
B目線のお話もまた書こうかな。
B目線のお話↓
https://nana-music.com/sounds/05bdb6c0
一人称,台詞の一部アレンジはOK!!
A,Bの性別は固定していません、bl,Nl,Glなんでも好きなように演じちゃってください
※世界観を壊すアレンジはNGです
台詞↓
A『紫陽花の色は、土の酸性度で変わるらしい。アルカリ性の土ならピンクに、酸性の土なら青に。』
B「雨、止まないね」
A「梅雨だからな」
B「梅雨って嫌い。ずっと空は灰色だし、じめじめしてるし、頭痛くなるし………」
A「そういやお前、低気圧とかになったら頭痛くなる体質だったな」
A『いつものようにこいつと帰る通学路。時短授業の影響か、わいわいとはしゃぐ小学生の集団が見えた。』
B「懐かしい……ねぇ覚えてる?雨が降るたびに傘をひっくり返してコウモリ傘にして、雨水溜めてたの。台風で雨がすごいときなんか、ずぶ濡れになってもお構いなしに溜めてたよね。ほんと、バカじゃないのって(笑う)」
A「うるせぇ……あ」
A『見慣れた通学路に、ピンクと青の紫陽花が咲き誇っていた』
B「キレイだね、紫陽花……」
A『この甘い気持ちは、きっと気のせいだ。そう自分に言い聞かせた。こいつの瞳にまっすぐに移る、紫陽花に嫉妬するなんて………』
B「行こう、早く家に帰って体あっためたいし」
A「勝手に紫陽花眺めてたのお前だろ」
A『素直になれない自分を、この雨は洗い流してくれるかな』
#声劇台本 #声劇 処女作
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