[台本]いずれ朽ちゆくもの達へ

いわし(主様): 読み手様(白): 作者:泊楽天

主は多分、人間だったら腹黒いんだろうなぁ…とか思いながらやりました。 人間への愛、嫉妬、侮蔑…色んな感情が混ざった最後の言葉だと思ってます。 いやどっちとか選べんわどっちもやりたいわ 主も白もやったわどっちも美味いわほんと素敵な台本ありがとう！！！！ 以下コピペ失礼します🙇‍♀️ まだ人に、この世ならざるものが見えていた 時代。 時に脅かし、時に助けながらも彼らは共に 生きていた。 しかしやがて力の均衡は崩れ、共存の時代は 終わりを迎えていく…… 主様(あるじさま):神域の山に住まう神。 神代に山の守りを司ってから、人や妖達の営みを見守り続けてきた。真名は大口之真神。 白(ハク):神域を守護する、歳若い狼の妖。 神域で生まれ育ち、やがて霊力を得たため、主の眷属になった。 ↓以下本編 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 主様＝⚫ 白＝⚪ ⚪:主様、人間共がまた神域の山を切り崩しました！ このままでは……今こそ愚かな奴らに、 我らの力を思い知らせてやりましょう!! ⚫:ならぬ。 ⚪:そんなっ……何故です!? ⚫:遅かれ早かれ、妖は滅びる。 どれだけ力を持とうとも、時代(とき)の流れには逆らえぬ。 ならばもう、無用な血を流すでない。 ⚪:しかし今妖が集えば、我らはまだ永らえましょうぞ！ ⚫:消えゆく哀しみ、苦しさを後の世の同胞(はらから)達に背負わせるとしてもか？ ⚪:それはっ……。 このまま朽ちるを待つしかないのですか。 神域を守り、人の営みを守り続けてきた我らへこの仕打ち。  あまりにも口惜しゅうございます……!! ⚫: ……鬼、妖、神、この世ならざるもの。 大層な言葉を並べたとて所詮我らも風前の塵、いずれ朽ちゆく。……そしてそれは人も同じこと。 我らを追いやるもの達が何を成すか。 せめて、見届けよう…… ＋+＋+＋+＋+＋+＋+＋+＋+＋+＋+＋ #台本 #声劇 #声劇台本 #二人台本 #掛け合い #掛け合い声劇台本 #泊楽天