【アニメCM風声劇】狼少年アンコール

朱音(なち)×衣咲(ゆず)

お借りさせていただきました！ 素敵な皆さんありがとうございます！ #声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #CM風声劇 #予告風 #WhiteYouzy伴奏 #エマの台本 ─以下、引用─ 「もう一回、」 ─── 朱音(ｱｶﾈ) … 人の記憶に残れない少女。 衣咲(ｲｻｷ) … 心を拾った青年。 ─── 朱音：否記憶体質。私は、人の記憶に残れない。 衣咲：その日、俺の目の前に、空から心が落ちてきた。 衣咲：拾って見上げると──屋上にいた女と目が合った。 (大人になりたくないのに〜) 朱音「それ、返して」 衣咲「いやだ。」 朱音「……は、」 衣咲「知ってる、お前噂の幽霊だろ。」 衣咲「返して欲しいなら、俺と友達になって」 (間奏) 朱音「忘れられるのが怖くて捨てたの」 衣咲「だから友達になれない？」 朱音「だから、そう言って」 衣咲「(遮って)誰かのなにかになれないなら、俺をお前の何かにすれば？」 (死ぬほど貴方を愛して〜) 朱音「げ、今日も忘れてないの？」 衣咲「残念、今日も俺の勝ち」 朱音「うるさい、バカ衣咲！」 衣咲「じゃ、また明日」 朱音「…ん、屋上で。」 (わかんないね) 衣咲「──わすれんな、」(同時に) 朱音「──わすれないで」(同時に) (もう一回もう一歩だって〜)(台詞少し重ねるといいかも) 朱音「知ってた、分かってた！それでも、」 衣咲「なんで、思い出せねえんだよ…！」 朱音「初めまして、朱音です。」 衣咲「なんで、泣いてんの、」 (もう一回もうこんな人生〜) 衣咲『あの日、目が合った時、おとぎ話みたいだって思った』 (夏のバス停で〜) 朱音「もう一度、拾ってもらっていいですか？」 (負け犬だからさ〜) 衣咲｢落としましたよ──お姫様｣ (歌が終わってから。) 朱音｢TVアニメ『狼少年アンコール』｣ 衣咲｢4月、放送開始。｣ 衣咲「初めまして。もう一度、俺と友達になりませんか？」 ​───────​────── 否記憶体質。他人の記憶に刻まれることがないという稀有な病を持った朱音は「思い出せないが確かに居た」という性質から、幽霊だと称されていた。忘れられる事に悲しさを覚えた彼女は、苦しさを、心を捨てることを決意する。しかし、捨てた心は拾われて──。 これは人に忘れられる少女と、少女が捨てた心を拾った青年のおとぎ話。 ─────────────