BGM 10
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「あれ、またこんなおそくまでのこってるぅ
こくーくん、なんていうか、不器用だねぇ?」
「イヨさん……ボクがいつまで残っていようが、アナタには関係ないでしょう…?
それより、ボクが不器用ですって?どこを見ていってるんです。見てください、このパンフ。不器用な人間にはこの完成度は無理ですよ」
「わ、すごーい!流石ぁ
…じゃなくてー!こくーくんいっつもおそくまで残ってるじゃんー。もうひとりのこはどーしたの?
あと、不器用ってのはそういう物理的な話じゃなくてぇ…んむむ、どう言えばいいのかなぁ…?」
「でしょう?
あぁ、もう一人の子ですか。クラスの方の仕事をやってもらっているので、多分もう帰りましたよ。クラスの方では、ボクよりカノジョの方が適任ですから。
……イヨさん、もう少し語彙力鍛えたらどうです?」
「えぇー…?それはまぁ否定しないけどぉ、こんなおそくまで残るくらいやること多いなら、もうちょっとやってもらいなよー
それをしないとこが不器用っていってるのー」
「……普段のボクならこの程度、二時間前には終わってました。
できない仕事量じゃありません、他人の手助けは不要です。ボクは一人でできるんですよ!!!!!」
「うひゃあ、ちょっと落ち着きなよぉ
じっさいこの時間までかかってるわけだし…」
#BGM #SKYピアノ
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