【声劇台本】サイテ…サイテ…サイタ。
語り:Mizuki 台本:Shizelo[台本屋monokaki]
【声劇台本】サイテ…サイテ…サイタ。
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フォロワーさんのShizeloさんの台本を読ませて頂きました!
本当に、ありがとうございます!
何回かnanaパでも読んだことがありますが、
強調するところや表現を少し変えてみたものを今回の
音源として採用しました。
全体的には緩急や強弱を意識してみました。
そして、題名から「サイタ」という単語を強調しました。
前半部分は、淡々と、でも、花に惹かれていく様子が
分かるように、サビから後は、花の孤独の叫びが伝わって
主人公の動揺も伝わるように、また、過去の孤独を
断ち切る決意が伝わるように読んでみました。
ぜひ、お聴きください!
シークレット解禁 2020/11/02
台本のキャプションより
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[2カウント後]
道端に一輪の花が咲いて
青色の成す彩りが
私(僕)を惑わせる
人々はその花の名を
“孤独の花”と呼ぶ
孤独に咲くその花を
摘もうとする者は
誰一人としていなかった
そんな花に
私(僕)の心は少しずつ
囚われていった
鴉の鳴き声が空気を割いて
私(僕)を現実に引き戻す
辺りに人影はない
日が傾く暗がりの空に
鴉が飛んでいくだけ
誰も触れないその花に
私(僕)の心は惹かれていく
誰も見ていない
ここには私(僕)しかいない
私(僕)はその花に手をのばした
[サビ入りと同時に]
聞こえないはずの声
なぜ見つめた なぜ触れた
孤独しかないこの世界に
いったい何が待っているのか
自由か 希望か
はたまた絶望か
孤独の先には孤独しかない
自由などない 希望などない
それらはただの淡い幻想で
逃避でしかない
待っているのは絶望だ
声が差し迫る
耳が痛い 胸が締め付けられる 息苦しい
耐えきれなくなって
私(僕)は青の花弁を引き裂いた
頬が濡れる のどが渇く
背中は微かに冷たくなっている
[伴奏終了頃]
咲いていたあの花は どこにもない
また見てみたいと思う気持ちもあるが
あの花を探すのに割いている時間もなければ
あの時に戻りたくもない
なぜなら あの時 私(僕)は
この手で孤独を引き裂いたから
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♬イチリンソウ/山本彩:ゆーや2
#台本屋monokaki #Mizukiの声劇
Comment
2commnets
- Mizuki
- Shizelo台本に声をあてて下さり、ありがとうございます😊 アクセントのつけ方が明確で、全体にメリハリのある、力のこもった語りでした! プレイリストに入れさせて頂きます♬