台本【生命の箱庭】第五話

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第五話は一人用、過去編です キャラクターは女性ですが男性の方が読んでも構いません 語尾や一人称などお好きにいじり倒してくださいませ〜 一話目 https://nana-music.com/sounds/05b1f028 四話目 https://nana-music.com/sounds/05b2405c 六話目 https://nana-music.com/sounds/05b2622c 以下本文 『愛してるよ。…子供が作れなくても、欲が罪だとされていても…愛してる』 最近、密かに革命軍が結成されたらしい 物の様に扱われる事に耐え切れなくなった者たちが声を上げたんだろう …余計な事をしないでくれ 狂った世界でも、私にとっては彼と共に生きていられる唯一の場所なんだ 『愛してるよ。見つかって殺されたとしても…一緒に逝こう』 彼はあまり頭が良くないから、肉体労働に回されたらしい 作業場の上司はタチの悪い男だと聞いたとき、気が気じゃなかった 君は人が好すぎるから時々心配になる それから少しして彼は死んだ 『そんな…彼が人を殺すわけ…何かの間違いに決まってる…』 エラー品として処分された彼は溶解炉で骨も残さず焼き殺された これは悪い夢か何かだろうか 立ち尽くす私の耳に誰かの会話が届く リオンがまた部下に罪を擦り付けたらしい ああ やはり彼は騙されたんだ。あの人が殺しなんてするわけがない リオン。平気で人を殺しておいて、のうのうと生きてる外道 『愛してるよ…待ってて。君の仇は私が取ってあげるから』 たとえこれが、ただの自己満足だとしても #台本 #声劇台本 #声劇 #朗読 #朗読台本 #一人用台本 #鳥男の台本