【本編声劇】第1話 Part4
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【本編声劇】第1話 Part4
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シークレット☆プリキュア 第1話
「まさかのスカウト!?私たち、プリキュアです!」
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「プリキュア誕生ロル〜!」
大喜びするキャロル。
「これがプリキュア、か。」
小さな声で呟き、ルシファーは例の怪物──トリシマーレに言い放つ。
「トリシマーレ!プリキュアを始末しなさい!」
「トリシマーレ!」
「えっちょっどうすれば……」
さとう──キュアメルトが思わず後ずさる。
変身したとはいえ、相手は巨大な怪物だ。
「私がいく!そりゃああ!」
ここでも真っ先に飛び出したのは、琴音が変身したキュアミルキィ。
ミルキィのパンチが当たり、トリシマーレがバランスを崩す。
「琴音……いや、ミルキィすごい!私も……はああっ!」
ありすが変身したキュアワンダーもキックを決める。
体を支えられなくなったトリシマーレは、地面に打ちつけられた。
「私もなにか……えっと、キャロルさん…だっけ?私は何をすればいいかな?」
メルトがキャロルに訊ねると、
「それじゃあ、あいつを浄化してほしいロル!」
「じょ、浄化……?」
そんなのどうやって……と思うメルトだが、不思議とイメージが沸いてきた。
「メルト頑張れー!」
「ファイトー!」
ミルキィとワンダーがメルトを応援する。
「よーし!」
メルトがトリシマーレに向かって構える。
……が、なかなか動こうとしない。
「メルト?」
心配になったミルキィが声をかけると、
「これ、1人でやらなきゃダメ?」
「えっ?」
困り笑いを浮かべたメルトの言葉に、ミルキィとキャロルが思わず声を上げた。
呆れたような…でも少し楽しそうな顔をしながら、ワンダーが2人に言う。
「しょうがないなぁ……みんなで一気に決めるよ!」
「了解っ!」
3人はトリシマーレの方を向き、構える。
「プリキュア・ワンダーマジック!」
「プリキュア・ミルキィシュート!」
「プリキュア・メルトハート!」
一斉に放たれた光が合わさり、ひとつの束となってトリシマーレにドンッと直撃した。
「ウバワレマシター……」
トリシマーレは穏やかな光に包まれ、消えていった……。
ルシファーは、少し離れた民家の屋根に立っていた。
手にはプリキュア達の姿が写った数枚の紙。
「プリキュア……予想以上の力ですね。まあ、とりあえずは任務完了でしょうか。ヴァイオラ様にご報告しなければ。」
そう呟くと、一瞬にして消えていった。
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