カムパネルラ / Piano ver.

米津玄師

今回のアルバムで1番好きな曲。 彗さんのピアノで歌えて嬉しいです。 感電はがんばって色々入れましたが、こちらはシンプルに！ 彗さん、本当に素敵なキラキラ煌めくピアノをありがとうございました( ❁ᵕᴗᵕ ) で、今回のよだーんは長いです。めっちゃ長いです。 うるせぇよって方はスルーして下さいませm(_ _)m #米津くん祭り2020秋 *⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*｡ まず、私は宮沢賢治が小さい頃から大好きなんです。 特に銀河鉄道の夜、これは誰もが知る名作中の名作。 もちろんこれも大好き。 原作もアニメも何度も読んで、何度も観ました。 今回歌う前にも読みました。 以前から、米津さんが宮沢賢治に多大な影響を受けている、というのは有名でした。私も作品の中に宮沢賢治を見つけては嬉しく思っていました。 今回のこの曲は御本人が明確に銀河鉄道の夜をイメージして作ったと言っています。それがまず、嬉しかった。 最初に聴いた時、ジョバンニの曲かなと思ったんです。 でも、なんか違う気がする…ジョバンニはこう思うかな？って思ってたんです。 その謎は米津さんが説明してくれました。 ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩🚋✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ さて、ここでざっくりと銀河鉄道の夜のあらすじを。 (ネタバレなのでこれから読む予定の方は飛ばしてね) カムパネルラはジョバンニと幼なじみの親友です。父親同士も幼なじみ。カムパネルラのお父さんは博士(おそらく天文学とか地学とかの)で裕福な家庭のようです。 お母さんは去年亡くなっています。 小さい頃はジョバンニも家に遊びに行ったり、仲良くすごしていました。 しかし、ジョバンニの父が遠方に漁に出たまま帰らなくなってしまいます。悪いことをして捕まって投獄されているという噂まで。 ジョバンニは朝は新聞配達、夜は活版所で活字拾いをし、病気の母を支えます。 当然遊ぶ暇などなく、カムパネルラとも距離が…。 そんなジョバンニはクラスでどんどん孤立してからかわれれていきます。 そのリーダー格がザネリ。ほんと嫌な奴です。 今と違って、陰湿さはないけども。嫌い！ そんなジョバンニをカムパネルラは気の毒に思いつつも助けられずにいました。でも、ジョバンニの失敗をカバーしてくれたりしてとても優しい子です。 ケンタウルス祭(星祭りみたいなの)の夜、活版所のバイトを終えたジョバンニは、届かなかった牛乳を取りに1人で出かけます。その途中、お祭りにはしゃぐザネリたちと遭遇、またいじわるを言われます。その様子を申し訳なさそうに見つつもザネリ達とお祭りに行くカムパネルラ。 その帰り道、光の中に現れた汽車に、気づくとカムパネルラと共に乗っていたジョバンニ。 そこから不思議な銀河の旅へ。(そこは読んでくださいw) カムパネルラと別れ、泣きながら目覚めると、川では何か騒ぎが…… 川に落ちたザネリを助けるために川に入ったカムパネルラが見つからないと…。 そのままカムパネルラは帰ってきません。 カムパネルラのお父さんはジョバンニに、お父さんからハガキが来てもうそろそろ帰ってくるよと教えてくれます。 ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩🚋✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ とまあ、こんな話です。ちなみに未完です。だからこの先があったのかもしれません。 で、米津さんは、このザネリの目線だ。と言うのです。 ジョバンニじゃないなと思ってたんで、なるほど！って思いましたが……でも歌詞を読むとザネリが本当にそんなこと思うかねぇと思う所もあります。 私の手は汚れていくのでしょう については、誰しも、生きているだけで何かしら罪をおかしている、それでも生きていかねばならない、と説明してました。 これをふまえ、私は ザネリはカムパネルラに助けられ、生きながらえた事を背負いながら生きているのかな。そういう大人になっているのかな。米津さんはそうなっていてほしいのかな。と思いました。 でも2番はジョバンニな気がする。 以上、なっっがい余談＆考察でした！ ※あくまで個人の感想です あしからず！！ ここまで読んでくださった方、ありがとうございました( ❁ᵕᴗᵕ ) ぜひ銀河鉄道の夜、読むか見るかしてみてくださいね🎶 本が苦手な方はわかりやすいアニメ映画がおすすめです！ #米津玄師に愛される会