【声劇コラボ】チャンピオンの癖
CV
【声劇コラボ】チャンピオンの癖
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【天空のロストメモリー】...その物語の一部を声劇にしました。
"アレンジOK"
今回の登場人物
ルビア
ミルイヒ・レイル
泡瀬 鏡
ーーーーあらすじーーーー
鏡のキングダムはミルイヒのインパクトにより崩壊した。凄まじい破壊力に臆した鏡は、シスイの使いであるルビアを狙う。ルビアを庇ったトミィは氷塊の中へと閉じ込められる。完全にミルイヒとルビアのアウェイな地形にこちらも苦戦を強いられていた。インパクトの衝撃で動けないミルイヒの隙を突いてルビアの頭上から氷の氷柱が襲った。必死に庇ったミルイヒ、血を流しながら片腕はブラブラと揺れるそれこそただの置物の様な人形みたいだった。
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ルビア「だ、だじぇ!!大丈夫??」
ミルイヒ「あぁ、かすり傷だぜ...」
鏡「どこまでも...僕の邪魔を!!」
ルビア「でも、う、腕もお手手も...」
ミルイヒ「想定の範囲内だぜ。右腕はもう使い物にならないぜ」
鏡「今度こそ消してやる!!か、覚悟しろよ」
ミルイヒ「覚悟は出来てるぜ...これが初代、猫の黙示録の豪傑と言われた、俺様の生き様だぜ」
ルビア「ダメだよ!!怪我してるもん、もう闘えないよ」
鏡「初代のシスイの使いだって!!え、英雄ヨハンの仲間...」
ミルイヒ「あぁ、言い忘れてた。俺様は左利きだぜ。これで俺様も終演。奥の手は取っておくもんだぜ」
鏡「う、うわぁぁぁ。殺される、殺される」
ミルイヒ「クリティカルアーツ」
鏡(死んだ、これが死ぬって怖さ...こんな思いを僕は今まで皆んなに)
ミルイヒ「ふぅ〜止めだぜ」
鏡「え??」
ミルイヒ「お前はまだ子供、生きていれば認めてくれる奴は必ずいるぜ」
鏡「ぼ、僕が悪かった。氷塊も解いてあげるよ、君が言った通り真っ当に生きて行こうと思う。感謝するよ」
ミルイヒ「ルビア、帰るぜっ!!クインが心配だ」
ルビア「良かったね!!早くみんなに会いたい」
ミルイヒ「五感覚醒しっぱなしだったのに随分と元気な奴だぜ」
ルビア「こんなのヘッチャラだよ、守られてばかりだったけど」
鏡「なんてね...奥の手は取っておくもんさ!!ははっ!!英雄ヨハンの仲間の生き残りを殺した、僕は未来永劫語り継がれる!!」
ミルイヒ「...........」
ーーーーあとがきーーーー
格闘家は勝負がついたらそれ以上の手出しはしない。クリティカルアーツを放った腕は、鏡の顔の前で停止した。怯えて全く動けなかった鏡にミルイヒは言い放った。子供は無限の可能性がある、だからお前も立ち直れると言う意味を込めて。そして闘いは終わったかの様に見えた。ルビアとミルイヒはキングダムを後にする。がしかし、黒色にいくら、白色を足そうともそう容易くは変わらないものである。
ーーーーーーーーーーーー次回もお楽しみに!!
🕊天空のロストメモリー🕊
小説ともに、プレイリストにまとめてあります。
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