声劇「死神頼み」

幽霊:綺羅 死神:たま兄様【音楽:四ノ宮りゐ】

はじめましてのたま兄様と第２段🙆✨ シリアスも大好きです。 死神たま兄様の「どうだ、なにか思い出したか？」のシーン切り替えが絶品です。 海辺にシーンがひとっ飛び。 探しモノをしている俺の少し離れた所から眺めつつ、海風が吹いていて、なびく髪を掻き上げながら呼び掛けているダンディお兄さんが目に浮かびました。 あとは、「お礼だけでも言わせてくれ」と「駄目だ」がちょい被りくらいにしたいなと思ったら勝手になりましたGJ。 最期にちゃんと言えるね。 『ありがとう。』 幽霊：俺 死神：たま兄様 台本 -------------------------------------------------- 幽霊「よくある話だった」 死神「轢かれそうになった子供を助けようとしてトラックに衝突」 幽霊「つまり、死んだのか」 死神「お前さんは……死んでしまったんだ」 幽霊「死神はこういった」 死神「一つだけ、願いを叶えてあげよう」 幽霊「死神に願い事？」 死神「この世に、後悔はないか？」 幽霊「後悔じゃないけど、頼みがある」 死神「死んだこの子はこういった」 幽霊「過去に戻りたいんだ」 死神「どうだ、なにか思い出したか？」 幽霊「わからない……でもこの場所で。溺れたことがあると思う」 死神「そうだな、確かにお前さんは一度殺されかけている」 幽霊「でも誰かに命を助けられた」 死神「そして犯人は捕まった」 幽霊「あの人だ、あの時、助けてくれた人だ！」 死神「あぁ、この後、犯人を追い詰め死んでしまうがな」 幽霊「頼みがある！あの人を助けてやってくれ！」 死神「過去に戻っても、過去を変えることはできないんだ」 幽霊「視てるだけって……そんなのってあんまりじゃないか」 死神「でもお前さんは知ることができた」 幽霊「なら、せめて！お礼だけでも言わせてくれ」 死神「駄目だ、その頼みはきけない」 幽霊「君は死神なんかじゃない、ただの幽霊だ」 死神「なんの話だ？」 幽霊「あの時助けてくれたのは……」 死神「遠い昔の話だ」 #四ノ宮りゐオリジナル #掛け合い #声劇 #CM風声劇 #2人声劇 #台本 #白岩ぱんだの台本