ヒトリゴト【バトロワ専用台本】

朗読:せつなん BGM:四ノ宮りゐ様 台本:叶

悪魔たんのヒトリゴト 今から少しだけ俺達のことを話すとでもするか。なぁに、ただの独り言。悪魔の気紛れさ 昔とある貧相な村では悪魔信仰っつーこの世界では特殊な信者が集まる村があった。掟は厳しく、生贄なんて毎日山のように連れてこられる。 そんな中にもよぉ、まともっつーの？そういうのも居るわけよ。ある日女と男が逃げ出したんだ。そいつらは夫婦でな。 俺はその時おもしれぇモンを見つけちまったんだよ！女の腹の中、ちぃせぇちいせぇ命をな…！ 裏切りだ何だに興味はねぇが…俺はその赤子に取り憑いた。産まれてある程度育つまでじっとじっと我慢して… ある日その夫婦の前に顔を出してやったんだ！その時の表情と言ったら…クククッ今思い出しても傑作だぜ！ 悪魔の村から抜け出して漸く平凡に幸せに暮らしてたってのに、自分のガキが悪魔憑きなんだからなぁ！ あぁ、当然すぐにガキは捨てられたさ。人間なんてそんなモンだろ？ その後もずっとずっとおもしれぇ。何せ、セナはこれを呪いだと信じ悪魔に取り憑かれてるだなんて欠片にも思ってねぇんだから！ さて、と。これをセナに話されちゃつまらねぇ。彼奴に解決策を与えるつもりはねぇからな？ だから…他人の独り言を盗み聞いてたてめぇはここで死んでもらうぜ？ヒャハァッ！ 叶さんありがとう(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) #四ノ宮りゐオリジナル