片割れと再会した1人の少女は、機嫌良さそうに路地を歩く。
足元はどこか踊っているよう───…
一方で片割れを探し求めていた少女は不機嫌そう…。
🥀「ーー鞠依、どうかしたのかしら?」
🌹「……なんでもないのだわ。」
🥀「…本当に?」
🌹「…だって……ココ…楽しそうだわ…マリィがどれだけ探したか…」
片割れがどれだけ探したかを理解していながら、探されていた少女は微笑んで手を差し出した。
🥀「踊りましょう?」
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🌹:鞠依(cv.手鞠)
🥀:ココ(cv.言乃 麻衣)
🌹)誰も居なくなった
二人だけの街に
機械仕掛けの時計が
夜の訪れ知らせる
🥀)夕闇が空を
ワイン色に染めて
不慣れな二人を
舞台へと誘う
🌹)Chass 'n' whisk 'n' Natural-Turn
🥀)貴方に魔法をあげる
🌹)Throwaway and Oversway
💐)その名前は honey mead
🥀)蜜月 Un・Deux・Trois
🌹)互いの指を絡めて
🥀)singin' swingin' sweetest song
💐)二人の夢を奏でる
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🌹「恥ずかしかったのだわ…」
🥀「どうして?…鞠依と再会できると信じていたから嬉しいのだわ。」
🥀「戻りましょう、マリィ?」
🌹「…っ!!ココ…マリィって…」
ココと呼ばれる少女が、片割れを名前では無く初めて愛称で呼んだ日の事であった。
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