A)潰された私の体躯は酷く脆い固形と化して
(B)音ひとつしない市街地で忌々しい不祥を呪うのさ
(B)道徳の向う側であなたは吠えている
(A)淡泊な言葉の裏側が透けているよ
真昼の無彩色を不穏な色にして
(B)本当に馬鹿な嘘つき
(A)薫る夏風に誘われて霞む死神も泣いていた
(B)始まりの合図が轟いて咽ぶ飛行機雲
(A)閉塞と千の世迷言で
(B)回る膿んだ世界が終る前に
(全員)夢の中さえもずっと 焼きつけたいの
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