【声劇台本】世界の終わりの後のお話(一人二役、または2人コラボ)
台本:雪冬 読み手:☔コラボ者様 🌼コラボ者様
【声劇台本】世界の終わりの後のお話(一人二役、または2人コラボ)
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世界観説明↓
舞台は核戦争の勃発により地上に住めなくなった人類が地下に移住して100年以上が経過した世界。地上に行く事は禁忌とされ、かつての地上を知る者は一部だけとなってしまった。そのため、空は画面に映し出されるだけのものとなり、日の昇り降りも明るかったら昼間、暗かったら夜という形で単純なものとなってしまっている。
登場人物である少年、または少女達が見た地上は夢のように美しい世界だったが、皮肉なことにそれは、人がいないからこそ築かれた楽園であり、人間は疎か動物さえも生存できないほどの害のある物質が大気中に広がっているため、長居すればその先にあるのは死である。
以下、台本です。初めての台本となります。よろしくお願いします。
基本的に1人で読むことを想定した台本となっております。2人で読む場合は☔視点のお話になるので、ナレーションは☔役の方が行うことになります。また、話し方や一人称は読みやすいように変更してもOKです(ただし内容は変えないでください)。台本のコピペはされないようにお願いします。
BGMはお前らぽっくんの伴奏ばかり使ってくれてどうもありがとう💢さんよりお借り致しました。
https://nana-music.com/sounds/005868f2
☪︎
🌼「ねえ、本当の空を、世界を、見たいとは思わない?」
それは、唐突な言葉だった。
☔「空なんて画面越しでも見れるじゃないか」
僕はこの世界の天井を指差しながら言う。すると、君は笑ったのだ。
🌼「違うよ、僕が見たいのは画面の継ぎ接ぎのない空なんだ」
こうして、僕達の計画が始まった。
仮想歴2025年。地下に住む僕達は地上を目指した。ただ一つ、地下と地上とを結ぶ塔に登る。
☔「ねぇ、本当にいいの?」
🌼「大丈夫、見つからなきゃ平気だって」
それは、この世界での禁忌。
(00:43〜)
それを破った僕らを追う者は誰もいない。塔を登るごとに呼吸が苦しくなっていった。それでも僕らは登ることをやめなかった。
(00:55〜)
そしてついに地上へと辿り着く。
(00:59~)
🌼「ねえ、見て」
君の言葉に顔を上げればそこには色とりどりの花と見たことも無い空が広がっていた。
☔「すごい、綺麗!」
地上へと一歩踏み出す。僕らは目的が達成されたことが嬉しくて、花畑に座り笑い合った。
🌼「ずっとこんな世界だったら良かったのに」
薄れゆく意識の中、手を握り合う。君と一緒に居られるのならどんな世界だって────
(1:25読了)
#声劇 #声劇台本
Comment
5commnets
- Rika♪(来てくれてthx💕ゆっくり伺う🐾)変な時間にこんばんは。aegisさんのところで、こちらご一緒させていただきました。ありがとうございます😌
- 🍓アムくん🍼 (月紫 愛無 ツキムアム)コラボ先でお借りしました!
- みら@メリーバッドエンド200回再生ありがとう😂お借りさせていただきました!
- aegis読ませていただきました。世界観が良いですね。
- 藤雲お借りします