【声劇台本】遺書(みたいなやつ)
演者様のお名前: (台本:サトウジン、テーマソング:「宝石の水鞠」〔歌々音様〕)
【声劇台本】遺書(みたいなやつ)
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「言葉(かもしれない)」
【ルール】
▲雰囲気を壊すようなセリフ改変やアドリブはおやめ下さい。
▲台本の引用添付はおやめ下さい。
▲コラボする際、必ず「拍手とコメント」を送って下さい。また、テーマソングにも同様に拍手とコメントを送って下さいますよう、お願い致します。
テーマソング:「宝石の水鞠」(歌々音様)
以下、台本
はいけい。
ぱきぱきとなってきましたね。
今年のおりんぴっくなるものはもはやブラインド越しの太陽でした。
お祝いには焼き肉と昔から父は決めていたようです。
駄菓子屋ではいつも薄荷飴を買っては母を泣かせていました。
匂いで頭がくらくらくらくらくらくらします。
お馬さんが生まれたときあなたは何をしていましたか?
鼻血を出して立ち尽くしていたのですか?
昨日はイルカとクジラがぶつかりました。
月はさぞ怖い思いをしたでしょう。
私はたったひとつの過ちを犯しました。
あの子の心臓に爆弾を仕掛けたのです。
ごめんなさい、嫌いだったので。
嫌いだったので。
ガラス玉なんて片っ端から壊してしまえ。
ブランコで世界一周でもしてやるか。
いつも比べられては撲たれる。
宝石の音が眩しくて逃げたいよこっちは。
ちくしょう、雨が降りやがった。
思い出はここで終わりだ。
私は明日死ぬでしょう。
冷蔵庫に作り置きの夕飯があります。
「言葉は麻薬に似たり」、時々思います。言葉の可能性は無限です。しかしその無限性ゆえ時に言葉は自壊します。言葉をぶち壊しにしたその先では、皆正気を保とうと精神を研ぎ澄まして解釈の海に溺れる結末が待っているかもしれません。
これは誰かの遺書です。「誰か」のであってサトウジンのものではありません。いや、近々書くかもしれません。いや、そもそも遺書ではないかもしれません。それくらい曖昧なやつです。強いて言うなら、言葉そのものの遺言でしょうか。
危うさを感じたら逃げて構いません。解読・解釈は自由です。ぼちぼちと演じて下されば幸いです。
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Comment
1commnets
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊