ビニール傘　伴奏

kai

ベーシストparkさんがTwitter上で 展開しているオンラインセッション企画 「じゃむる」から、nanaへ曲輸入第二弾です ■「じゃむる」とは 歌、楽器、動画でオンライン上で様々なセッションができます。プロアマ問わず色々な方といろんなコラボが可能なので興味がある方はぜひ「#じゃむる」「@jamuru_ 」で検索してください！（あ、まわしものです） 重ねるという意味ではnanaと似ているのですが、他の方の音源も自由に使えるので、ミックス職人になったり、動画を凝ってみたりと楽しみ方いろいろです☺︎ 今回じゃむる主催のparkさんと、ギターを弾いている志太郎さんからnanaに音源を載せること快諾していただけたので、歌と元音源を投稿いたします。 よかったら歌、楽器、朗読自由にコラボください！ 歌あり https://nana-music.com/sounds/05a5f60e ・・・・・ 急に肌寒くなった9月の雨は 曖昧な感情を連れてくる ・・・・・ ベース　parkさん ギター　志太郎さん 詞・曲　kai 降り止みそうにない灰の空を 無理やり　安い傘から見上げる どこかで気楽に置き忘れた 鮮やかな色の傘を思う 「人恋しさ」と「愛情」を 間違えないように 投げやりに差していた 傘を握る ・・・・・・ こういうストーリーで書きました。 よかったら朗読などどうぞ。 急な雨。 どうやら止みそうにないので、コンビニで中国製の安いビニール傘を買うことにした。 灰色の空を透明な傘の中からうっすらと見上げる。 その間さらに雨は強くなりビニール傘がぼてぼてと鳴った。 その暗澹とした色とは対照的な、いつか持っていた原色の傘を思い出す。 どこで無くしたか記憶にないが、君の家に忘れてしまったのだろうか。 ９月の雨が肩にかかる。 その肌寒さは半袖だった自分をちくちく叱った。 瞬間、「君に会いたい」と思ったが、 それは「愛情」ではなく、ただの「人恋しさ」だと、 慎重になる。 風邪をひいた人が急に弱気になるようなものだ。 その境界線がぼやけてしまわないよう、 僕は安い傘を握りしめた。 ・・・・・・ #オリジナル曲 #じゃむる