【声劇台本】彩を求む 3話
台本【✕✕】少年【⠀】少女【⠀】BGM【haruki】
【声劇台本】彩を求む 3話
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だんだんラブな方向へシフトする第3話
酔った彼はどこに踏み出すのか!
1話はこちら⇒https://nana-music.com/sounds/05a5b188
4話はこちら⇒https://nana-music.com/sounds/05a614af
⚠️注意⚠️
男女逆転不可、性格(一人称等)変更不可
それ以外のアレンジは可能
穏やかなBGMにも拍手
では、頑張って
♦少年
💙少女
それからは、毎日イーゼルを向かい合わせて絵を描いた。
何を描くかなんて考えず、色を置いた。
ただ、彼女といる時間が幸せだった。
♦「なんで抽象画しか描かないんですか?」
💙「あー、なんでだろ?」
深い色を見せる彼女に、それ以上追求はできなかった。
💙「すごい!綺麗だね!」
♦「あ、ありがとうございます」
屈託のない笑顔の彼女と目があう。
胸の奥から染み出す甘い色の感情は僕には未知のものだ。
複雑で、噎せ返るような思春期の匂いがする。
ただ、この感情は悪い気はしない。
💙「君って、わかりやすいよね。」
♦「え、無愛想ですよ?」
💙「表情はまだ硬いけど、なんて言うんだろ?色かな。
初々しいというか、原色っぽくて、わかりやすい。素敵な色。」
♦「なるほど。」
また、この感情。
この酔ってしまうような濃い感情。
今なら、踏み出せる気がした。
#小説 #声劇台本
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