声劇 朗読劇 台本
傘村トータ
声劇 朗読劇 台本
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久々に声劇の台本を投稿しようと思いました。
台本
僕は言葉足らずだ。
人に感情を伝えれない、僕の言葉は刃物みたいに人を傷つける。
良く周りからは”感情が死んだ薄気味悪い子”と言われた。
いつも相手に伝わらない、だから僕は僕の声を言葉を殺した。
そんな僕を唯一理解してくれる人が居た。
その人は、僕が何も言わなくても楽しい事、辛い事、面倒な事、色々な事を理解してくれた。
言葉が無くともその人には伝わった。
でももうその人は僕の感情を理解してくれる事がない。
その人は今、花に囲まれ綺麗な顔をしたまま眠っている。
周りは沢山の悲しみの涙と声で溢れている。
その人との最後の顔合わせ。
僕は伝えれなかった事を今更後悔した。
ありがとう、僕の事理解してくれて。
ありがとう、ずっと傍に居てくれて。
ごめんね、こんな簡単な事を今まで伝えれなくて。
今までありがとう、これからも宜しく。
そう言って僕は君との思い出と殺してしまった僕と一緒に歩き始めた。
いつか僕の声と言葉で君に直接伝えれるその日まで、僕は歩き続ける。
君はきっと、空からあるいは僕の隣で見守っていてね。
アレンジなど大歓迎です。
コラボお待ちしております。
#声劇 #声劇台本 #朗読劇
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