声劇台本 掛け合い 『眠り姫は眠っていたい』
★魔法使い【お名前】×☆姫【お名前】
声劇台本 掛け合い 『眠り姫は眠っていたい』
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#掛け合い #2人声劇 #二人声劇 #声劇 #台本 #声劇台本 #アレンジ自由 #ショコリータ #サウンドオブミュージック #短調三拍子愛好会
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★魔「姫。いい加減起きなさい」
☆姫「(眠そうに)いやよ。起きたくない」
★魔「もうとっくに日は昇っていますよ?」
☆姫「どうせ外に出るわけじゃないんだから、関係ないじゃない」
★魔「まったく…ほとぼりが冷めれば城へ帰すつもりだったのに、魔法を解いても眠り続けるとは、何と怠惰な姫だ」
☆姫「…誰かさんが荊(いばら)の中に閉じ込めるからよ。ずっと寝ていられる幸せを知っちゃったら、ベッドから出る気になんてならないわ」
★魔「国中が、姫を起こそうと躍起になっているんですよ。目覚めさせた者は、姫と結婚出来るんだとか」
☆姫「何よそれ、冗談でしょ!? 叩き起こされた上に結婚なんて、それこそ悪夢じゃない」
★魔「それが嫌なら、いい加減ベッドから出て城へお戻りなさい。姫が自ら戻れば、皆が喜んでめでたしめでたし。物語はハッピーエンドですよ」
☆姫「……それで? アナタはどうするの?」
★魔「私は元々この森に暮らす者。これまで通り過ごすだけです」
☆姫「嘘ね。私を眠らせてここへ閉じ込めたのも、本当は一人が寂しかったからでしょう?」
★魔「………(息のむ感じ)」
☆姫「私は起きたくないの。だからもう一度魔法をかけて。私とアナタの時間を、誰も邪魔出来ないように」
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