高嶺の白い薔薇
白雪姫『』王妃『』魔法の鏡『ティングタング』
高嶺の白い薔薇
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#声劇 #童話 #台本 #掛け合い #グリム童話著述集 #シンデレラ #nana民と繋がりたい #ホラー #声劇台本 #セリフ #台詞 #拍手返す #拍手返します #stria台本
(時計の音)
_____: 彼女は世界一美しい。
(無音)
王妃「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
魔法の鏡「白雪姫でございます」
(BGM)
王妃「あぁ、白雪はまだ生きているというのか」
白雪姫「腰紐に毒櫛(どくぐし)......こんなもので私を殺せると思っているの?」
王妃「白雪め......何度も何度もこの手にかけているというのに、いつまで経っても鏡には妾(わらわ)の姿は映らぬ......」
白雪姫「この赤黒の薔薇と林檎、まるで愛しのお母様みたいね?」
王妃「確認せずともわかるわ。
妾があの娘(むすめ)を殺す度に送られてくる薔薇こそ、彼女が生きている何よりの証拠。
あぁ、忌まわしい忌まわしい」
(BGM小)
魔法の鏡「私(わたくし)に映る王妃様は、まるで憎悪と醜悪の塊のようです」
白雪姫「...馬鹿な女」
(炎)
白雪姫「うふふふ、無様ね。そのまま一生踊り狂うがいいわ」
王妃「おのれ白雪ィ......!!」
白雪姫「憎悪に燃えたその醜いお姿、とてもよくお似合いよ、お母様」
(炎終)
白雪姫「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
魔法の鏡「それはもちろん。白雪姫でございます」
(BGM終)
_____:高嶺の白い薔薇
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