【二人声劇】彗星乙夜のアンダンテ

海凪()×梓()

なんとなく居心地が良くて、なんとなく付き合って。 でも、ずっと泣けなかった。 ※以下、キャプションへの転載はお控えください。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◆緩やかに、一歩。 (1:25) ◇「最近暑いね」 ◆「夏が来たって感じ」 ◇「嫌だなぁ」 ◆「………」 ◇「アイス、溶けちゃうよ」 ◆「なんか、あった？」 ◇「ん？……ふふ、大丈夫」 ◆そう言って笑うの、何度目だろう (1:00) ◇「明日、彗星見えるんだって」 ◆「へぇ…」 ◇「行ってみない？」 ◆なんとなく、わかってしまった (0:48) ◇彗星の降る夜、この気持ちともお別れするんだ ◆この時間がずっと続けばいいのにって ◇「そう、思ってたんだけどな」 (0:35 水滴) ◇「ねぇ、海凪」 ◆「うん」 ◇「さよなら、しよっか」 (0:27 無音) ◇泣けなくなったの、いつからだっけ (0:24 音入り)(少しずつ被せあって) ◆「梓はいつも大丈夫って言うね」 ◇大丈夫、私はいつだって ◆「この気持ちも全部、ほうき星が隠してくれるから」 ◇あなたの笑顔に絆されて、 ◆「今日くらいは」 (0:12) ◆「泣いてもいいんだよ」 ◇「……っ、」 ◆「ごめん、ごめんね」 ◆いつもより月が綺麗に見えたのは＿＿ ◇「きっと、彗星のせい」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「君が居ない夏は、なんだか少し物足りないね」 ☪︎人物設定 ◆海凪(みなぎ) 梓が好きだったかもしれない男の子。 夏はそこまで嫌いじゃない。 ◇梓(あずさ) 海凪が好きだったかもしれない女の子。 夏はあんまり好きじゃない。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ☪︎お借りした音源 beco(騒音のない世界) 様より -『八月の流星群』 編集 藤咲六花 #声劇台本 #二人声劇 #掛け合い #藤の咲く場所