波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。
キタニタツヤ
波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。
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くだらない嘘を言う度青色こぼれ落ちた、ガラスの瞳が綺麗で
君のその瞼のように優しいひとになってさ
そんな僕を愛したいんだよ
「わたしの呼吸に終わりがあること」
君の声を覚えている
生まれては消えていくこと、それだけを繰り返している
「僕らがもしまた会えたら」だなんて、思っていた
生まれては消えていくだけの青白い波に名前をつけることに
意味は無かったのか、なんてさ
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