【朗読台本】手紙、8月13日付

語り手:あなた様 ✕ 台本:うるお ✕ BGM:nesuto様

はじめて台本を作ってみました。 <注意事項> ■性別変更→❌ 誰が読んでいただいても大丈夫ですが、 手紙を書いている側(ようはあなたが朗読する人)は 男性設定です。それはそのままで願います！ ■一人称、語尾変更→⭕ むしろ方言使える方とか、方言ver聞いてみたいです ■文章変更→⭕、ただし… わざと抽象的、誰が誰に当てたか、どこにいるのか、わからないように作ってあります。 あなたの(多分あなたのおじいさんおばあさんの)エピソードなどがあればチロッとどっか変えて入れた頂いても構いません。妄想で「こういうのどう？」と変えて頂いても大丈夫です。 ただし、「日付は変えないでください。」 また、わりとカッツカツに作ってしまったので「いや、喋りきれねえ」とかでしたらどっか抜かして頂いても大丈夫です。 (抜かすとしたら「最近は本土への空爆も…」あたりかな。でもそこ抜かすと自分の話しかしない人になっちゃうけど笑) ■台本記載OK 変更した場合は変更した台本載せてください。 単に自分が読みたいです笑 ■利用される方はお手数ですが必ず拍手かコメント願います！ ■台本に対するご批判は受け付けません。 内容が内容なだけにあまり快く思われない方もいらっしゃるかもしれませんし、いろいろな考えをお持ちの方がいらっしゃるのでそれらを否定する気は全くありませんが、ご批判はご遠慮願います。 自分も色々考えて一生懸命作ったものなので。 ツッコミどころあったらそれは申し訳ない笑 注意事項了。 長くてすいません。 では本題。 〜プロローグ(ここは読みません笑)〜 昭和20年8月末。 読み手の元に、一通の手紙が届けられる。 土か血か見分けられない黒い汚れが散らばる封筒に、見慣れた字で自分の宛名が書かれている。 届けに来たのはその手紙の書き人と同じ小隊に属していた帰還兵。 読んではいけないと言う恐怖心と、読まなければいけないという使命感が読み手を襲う。 震える手で開いた手紙の文字をなぞり始めると、蝉の声に混じって、書き手である彼の声が聞こえてくるようだった…。 〜📖台本(ここら読んでください↓↓↓)〜〜〜〜〜〜 「お元気ですか？ 先(さき)の手紙、拝見いたしました。 皆(みな)息災なようで何より。 最近は本土も空爆が多いと聞き、 皆(みな)の身を案ずる毎日です。 こちらはまた配備が変わり、 私はより前線に近いところで、 お国のため、敵を撃破するための出撃を待っております。 ここの気候は故郷の夏に少し似ている気がしており、 昔はあれだけ鬱陶しかった蝉の鳴き声も 今は悪くないと感じております。 先日、隊の皆(みな)と 「今、願いが叶うなら何を望むか」と言う話になり、 私は「たらふく飯が食いたい」と言いました。 皆(みな)が夢を語る中で、 一人「想い人に会いたい」など本当の気持ちを言うことは、 日本男児として恥と思いできなかったのです。 堂々と言えない女々しい自分を許して欲しい。 今願いが叶うのであれば、 あの時に戻ってあなたの名前を叫ぶでしょう。 この前線を超えた、遠い遠い海の向こうの我が故郷に届くよう。 では、何卒お体には気をつけて。 8月13日」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 誰に当てて書かれたものかは皆さん次第です。 女性でも、男性でも、親でも兄弟でも誰でもいいです。 こんなもんだったと思うんですよね。 これですら最後は言いたいこと言ってますが、実際は検閲がありますから、弱音も吐けず、のろけ過ぎることも書けず、伝えたいことをストレートに伝えられなかったと。 75年という時を超え、あの時声に出来なかった誰かの思いが、大切な誰かに届いてくれないかなと、思うばかりです。 皆さんの思いを、乗せてみて下さい。 お待ちしております！ 素敵なBGMをnesuto様からお借りしました！ 台本読んでいただける方はnesuto様へ拍手やコメントをお願いします！ #あの夏 #nesuto様BGM #声劇 #コラボOK #8月15日 #うるお台本 #手紙 #一人朗読 #誰でもどうぞ #蝉 #時をこえ