【声劇】相応しくなりたい
読み手: BGM:ritoさん 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】相応しくなりたい
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君の隣を歩く人として、ふさわしいですか?
ヤマト:「」ナレーション
リュウセイ:『』
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「なあ、やっぱり僕浮いてないか?」
周りには多種多様なおしゃれ達
もはや俺程度のおしゃれレベルでは、それがオシャレなのかすらわからない
『大丈夫、浮いてないよ…
ヤマトは充分かっこいいって』
「いやいや、見ろよ!この全身GUコーデ!
このファッションモンスターが支配する街は俺には早かったんだ!
それに、リュウセイだって俺と歩くの恥ずかしいだろ?」
『そんなことない
それに、服買うのについてきてって頼んだの俺だろ?』
「そうだけど…」
歩けば誰もが振り返るおしゃれイケメンのリュウセイと、写真しか能のない僕じゃあ不自然だ
『ここにしよう』
「へ?」
リュウセイは聞いたこともない名前の店に俺を引っ張り込むと、そのまま凄い勢いで服を数着掴み僕ごと試着室に飛び込んだ
「リュウセイ…?」
『ヤマト…俺、お前が写真を撮ってる姿が好きなんだ
だから、ヤマトが選んでくれよ…お前の写真にふさわしい服をさ…』
リュウセイの顔が少し赤らんでいる
僕たちは少し似ているのかもしれない
そう思った
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男女版
ヤマト:「」ナレーション
アキ:『』
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「なあ、やっぱり僕浮いてないか?」
周りには多種多様なおしゃれ達
もはや俺程度のおしゃれレベルでは、それがオシャレなのかすらわからない
『大丈夫、浮いてない!
ヤマトは充分かっこいいもん』
「いやいや、見ろよ!この全身GUコーデ!
このファッションモンスターが支配する街は俺には早かったんだ!
それに、アキだって俺と歩くの恥ずかしいだろ?」
『そんなことないよ!
それに、服買うのについてきてってお願いしたの私でしょ?』
「そうだけど…」
歩けば誰もが振り返るおしゃれ美人のアキと、写真しか能のない僕じゃあ不自然だ
『ここにしましょ!』
「へ?」
アキは聞いたこともない名前の店に僕を引っ張り込むと、そのまま凄い勢いで服を数着掴み僕ごと試着室に飛び込んだ
「アキ…?」
『ヤマト…私、あなたの写真を撮ってる姿が好きなの
だから、ヤマトが選んでくれない…?あなたの写真にふさわしい服…』
アキの顔が少し赤らんでいる
僕たちは少し似ているのかもしれない
そう思った
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※何しても大丈夫です
#炭酸水の台本
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3commnets
- 工グゼクティブソーダ
- 海胆(うに)ヤマトやらせて頂きました。 男側の最後のナレーション、ヤマトじゃなくてリュウセイだと思ったので勝手に変えさせて頂きました。
- あの日見たモカの名前を僕たちはまだ知らないつ【さかなクンの帽子】