あかり食堂店内1(リテイク)
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あかり食堂店内1(リテイク)
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「」は店長
『』は客
なにも無いところ、--は客
(カランコロン)
「いらっしゃいませ。お一人様ですか」
『はい、一人です。』
「わかりました。…お客さん…もしかして寝不足ですか?目の下のくま、すごいことになってますよ」
『ええ、仕事がこのところ長引いてしまって…。』
「それは大変。休めていないのでしょう。ゆっくりしていってください。」
『ありがとうございます。じゃあ…この今日の一押し、牛肉たっぷり肉じゃが定食で。』
「わかりました。すぐご用意しますね。」
(スタジオエコー左半分寄せる)
そうして運ばれてきた肉じゃがは、どこか懐かしいにおいがした。
『いただきます』
(スタジオエコー左半分寄せる)
…おいしい。
牛肉のうまみが食材にしみこんでる。にんじんもタマネギも甘みが出てるし、ジャガイモはほくほく。
しっかり煮込まれているのにしょっぱくない、ご飯がすごく進む。さっきまであんなに疲れていたのに、どんどん身体にエネルギーが入ってくる感じがする…。
『ごちそうさまでした。』
(ノーエフェクト、ぼそっと言う感じ)あれ、これは…。へえ食べてった人が食後書いてるのか。俺も書いてみるか。
(ステージエコー左半分寄せる)
―母親の味を思い出すとてもおいしい肉じゃがでした。実家に帰りたくなりました。―
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